投稿:2012年10月 9日
高橋由一 「鮭 」 重要文化財 明治10年頃 (東京芸術大学) 教科書に載っている由一の鮭。日本一有名な鮭。 ついに京都にやってきた、これが本物! 高橋由一「丁髷姿の自画像」 慶応2~3年頃(1866~67) (笠間日動美術館) 日本近代洋画の父と言われる彼は、江戸に生まれた。 洋画を見て衝撃を受けたが習うすべがなく、在住外国人に頼み込んだ。 留学経験もなく...
投稿:2012年9月28日
白いお皿にブルーの濃淡だけで描かれたイヤープレートや、いかにも上品なカップソーサーなど、ロイヤルコペンハーゲンの美しい陶磁器はデパートの陳列台でも楽しめますが、「魅惑の北欧アール・ヌーヴォー」と銘打つコレクション展となると、不思議な味わいがありました。 トカゲやヤモリ、ナメクジ、きのこなど、日本人の美意識からすれば、どうしても?マークがついてしまいます。 それが繊細に、精緻に、優美...
投稿:2012年9月28日
今回、Billy Cowie(ビリー・カウィー)の展覧会についてレポートします。 photo by Billy Cowie 開館5分前、京都芸術センターに到着。 老いの中に気品が散りばんだ建造物。この雰囲気、京都らしいと感じました。 今回の展覧は計3作品。北ギャラリーで『The Revery Alone』『In the Flesh』、南で『T...
投稿:2012年9月26日
今日は朝から気合はいってます! こんなバッグも提げておでかけですよ。 これみていただいたらわかると思いますが~。 今日は「京都ホットケーキツアー」の開催日です!とはいっても、予定4軒いけたら5軒、というゆるい感じ。 一緒にいく なちちゃんと合流したら、市バスに乗って出発です~。まずは新熊野で下車。 すぐ停留所すぐのところにあるのが「梅香堂」さん。 行ってみたら急な都合で開店...
投稿:2012年9月24日
店のたたずまいが京都の民家風なので、安心してガラスドアを開けて店内に入ると、そこは一種独特の雰囲気を持ったアートでいっぱいの美術画廊だったりで、奥にいるご主人の視線にタジタジになったことはありませんか。 私は今も恐る恐る入ることがあっても、いつも出口を意識している自分が、臆病で小心者だと思うことがあります。 なぜそうなのかというと、決して商品(美術品)が買えるわけでもなく、ただ店を冷やかす...
投稿:2012年9月24日
今年の中秋の名月は9月30日だそうです。 天王町にある泉屋博故館は中国の青銅器で有名な博物館です。 その第4室は鏡の間。漢時代から隋・唐時代の銅鏡に出会うことができます。 その中の一枚、中唐時代の「月兎八稜鏡」をご紹介しましょう。 半径15㎝くらいの小さな鏡ですが、鏡の円形のくぼみ全体を月に見立て、それを背 景に菩提樹の下に兎が薬草をひている模様があります。 ま...
投稿:2012年9月24日
今日も友人を連れ、東山五条の「河井寛次郎記念館」へやって来た。 ここへ連れてきた友人たちは皆、「よかったー」と口をそろえて言う。ちょっとした私の自慢の場所だ。 登り窯を併設した寛次郎の住居兼工房には、文化勲章、人間国宝をも辞退し「自分は生涯一陶工」として、その信念を貫き通した彼の人柄と作風が偲ばれる。 一方で彼は「釉薬の魔術師」ともいわれた。 土味のある器に赤い釉薬「辰砂」...
投稿:2012年9月19日
2012年9月16日、「ロイヤル コペンハーゲン ビング オー グレンダール展」と「ヴェネツィア展」を鑑賞してきました。 京都へ向かう電車の中から人が多い。「混みそうだな」 そんな予感がする。そこで急遽予定を変更。混むことが見込まれる「ヴェネツィア展」(京都文化博物館)を後回しにして、「ロイヤル コペンハーゲン ビング オー グレンダール展」を鑑賞しに細見美術館へ。 ロ...
投稿:2012年9月 7日
上村松園「待月」(大正15年) 京都市美術館コレクション展第2期「京の画塾細見」 8月25日から9月7日までは、「家族でお出かけ節電キャンペーン in KYOTO」で無料である。 (会期は11月25日まで) 近代京都の日本画の特色といえる画塾。 戦前までの主な画塾を代表する画家の作品を一堂に並べた展覧会だ。 竹内栖鳳、山元春拳、上村松園、菊地契月、小松均、堂本印象など、そうそ...
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