投稿:2011年1月24日
「Tibet」(2010) © Taku Ibuki 人肌を認識するというのは 撫でたり、さすったり、つねったり、舐めたり、つまんだりすることだけではない。 この確認はどこまでも触感だけに頼ったものでそれ以上でも以下でもなく、そこに"或る"ことを確かめているだけだ。 以前ダンスのワークショップで 二人一組になって一人がもう一人の腕を取り、 とは言ってもそこに他意を感じさせないほどに滑らかにそっと...
投稿:2011年1月20日
地下鉄・JR京都駅からすぐのポルタで、素敵な展覧会に出会いました!きっかけは地下鉄の改札近くにあったポスター。 可愛いイラストに惹かれて訪れたのは、 ポルタの片隅にある「ギャラリー華」で開かれている 「ジェームス・リジィー3D版画展」。「ギャラリー華」は実は初めて訪れたのですが、駅からすぐの小さなところで、しかも無料だったので(笑) ふらっと立ち寄ってみました。 服屋さんの隣の、赤い看板のところで...
投稿:2011年1月11日
祇園のど真ん中にある何必館。 喧騒の中にありながらも、館内は静寂とした雰囲気でゆっくりと時が流れていたようだった。 入館してまず目に入ったのは、大きな写真のスクリーン。 どれも路地裏を撮影したものだった。 彼の写真は初見であったが、安堵感に満ち、どことなく温もりを感じた。 何故こんなにも温もりを感じるのだろうか。そんな疑問を抱きながら2階へと向かった。 《帰還 2009》 2階には「帰還...
投稿:2010年12月27日
今年の大河ドラマの主人公は、現代に多くのファンを持つ坂本龍馬。大河ドラマの放送と連動して行われている特別展を見に行ってきました。特別展は京都文化博物館の3階4階で開催されています。チケットを買ったらエレベーターで4階へ。4階が第一会場、3階が第二会場です。 予想以上のボリュームで辿る、龍馬の波乱万丈の生涯。 平日の午前中でしたが、なかなかの込み具合。龍馬ゆかりの展示品を目の前にして、大河ドラマ...
投稿:2010年12月27日
今回は、ボランティアライターのアカサカさんより、12月25日に北野天満宮で開催された「終い天神」のレポートと、12月18日~12月26日にZEST御池で行われた「マグネット・アパート」のレポートを頂戴しました。 アカサカさん、ありがとうございました! アカサカさんのレポート記事「今年のぶらり締め そのいち」 → レポート記事はこちら! 北野天満宮は毎月25日に縁日を行います。特に12月25日に...
投稿:2010年12月24日
今回はライターのkeiko.hさんに、こちらの展覧会の感想レポートをお寄せいただきました! どうもありがとうございます! 入り口を通るとすぐ目に入る、白いパネル地に黒で書かれた文字。 なんのために うまれて なにをして いきるのかこたえられないなんて そんなのは いやだ! この一節を聞いたことのある人は多いでしょう。 そう、やなせたかしさんの代表作『アンパンマン』のアニメ主題歌、『アンパンマーチ』...
投稿:2010年12月24日
京・洛市「ねね」入口 豊臣秀吉の妻ねね(北政所)が、秀吉の没後に出家し開いたお寺である、高台寺。 掌(しょう)美術館は、その高台寺の門前にある小さな美術館です。 都路里やお箸専門店、お香屋さんなど、小さなお店の集まるショッピングゾーンである、京・洛市「ねね」の2階に掌美術館はあります。 掌美術館 その名前の通り、掌(てのひら)のように小さな美術館ですが、その中...
投稿:2010年12月23日
アーティスト・イン・レジデンスとは? アーティスト・イン・レジデンスとは、芸術制作を行う人物を一定期間ある土地に招聘し、その土地に滞在しながらの作品制作を行わせる事業のことだ。 今回、京都芸術センターに招聘されたのが、ノルウェー出身のベティーナとスウェーデン出身のシモン。この二人は、約3ヶ月間にわたり京都の人と魚料理を作り、食卓を囲んだ。 ベティーナとシモンの「魚料理」プロジェクト―「食...
投稿:2010年12月22日
アカサカさんのレポート記事「ぺんときゅーぴー」 → レポート記事はこちら! 普段は雑貨を手がけていらっしゃるアカサカさんならではの視点での考察、大変興味深いです!(他にもちょっとした待ち歩き情報も掲載してくださっているのでご参考に。京都駅のクリスマスツリーはちょっとした名物になっていますよね) 会場でローズオニールキューピー誕生100周年記念のオリジナルグッズも販売されているそうですよ。足を運ぶ...
投稿:2010年12月20日
誓願寺と誠心院~和泉式部日記から学ぶ恋の作法 京都の繁華街、新京極通と六角通が交わるところに、誓願寺というお寺があります。また、そこから少し南に下ると誠心院というお寺があります。ふたつとも、平安時代の歌人である和泉式部にゆかりの深いお寺です。 和泉式部は恋多き女として知られ、道長からは「浮かれ女」とからかわれ、同僚の紫式部からも「けしからぬかたこそあれ」(『紫式部日記』)と評されています。 夫ある...
京都のアート情報サイト「京都で遊ぼうART」です。京都で開催される展覧会・イベント情報や、施設紹介、独自の特集・コラムも掲載。「京都ならでは」の、地域色のあるアート情報サイトを目指しています。