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Report & Review ボランティアライター・ブロガーの皆様からお寄せいただきました
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ナミキ・キヨタカさんの記事一覧

梅原育子「豆の木」

投稿:2013年5月31日

2013.5.28 → 6.9【 Gallery Maronie space5 】 梅原さんのそれは、いつもプクッとしていて、 ニョキっと立っていて、プワワンとそこにある。 だから表札なしでわかる。 決して深刻にならない、というよりもならせない面差しがある。 陶芸作家が窯の前でぎゅっと心を絞らせて、 それを待っているような、触れられない気配を漂わすという印...

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瓜生祐子≪birthday cake≫ 2010年(アクリル、鉛筆、綿布、木製パネル)   「Sweet Memory」での最後のレビューは瓜生さん。 同期開催として旧作新作織り交ぜて、三条通りの別のギャラリー(Gallery PARC「Plate journey 瓜生祐子展」)でも発表されている。 以前 neutron kyoto での個展を見逃していただ...

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  河地貢士≪Embalming~Potato Chips~≫ 2009年(ポテトチップス、漆、真鍮)   さて京都芸術センターの夏休み企画の3人目は河地さん。 区別はないのだが、やはりアプローチの仕方は男性ならではのものに思える。 甘いもの好きな女子と、ジャンクが大好きな男子。 思いを形に…なんていうとどこかのショルダーフレーズ...

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  林 智子 ≪tear mirror-jewel≫ 2011年(寒天、砂糖、水飴、涙)   第2回目は林 智子さんの作品。 林さんの作品に欠かせないのは「涙」。 「tear mirror-jewel」という作品群は 林さん自信の呼びかけに応じて、一般の方々が「落とした涙」にまつわるエピソードと共にその「涙」そのものを小さな瓶に詰めて作家に送...

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子どもらに現代美術を、との思いから 夏休み企画として、子どもを対象とした展覧会を2008年度から開催している京都芸術センター。 今回は4名の作家によるグループ展。 今回は謝琳(Chelin)さんの回。 謝琳≪Growing≫ 2006年 (卵、砂糖、発泡スチロール) それにしても、なんとフォトジェニックな作品。 砂糖の砂漠に見えるのは蜃気楼…。 んー...

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Meet The Animals-ホームルーム(4/10-5/22) ≪Animal2010-03≫(2010年) ©Atsuhiko Misawa TDLのファンは何よりもあの着ぐるみに異常なほどの親愛を抱く。 中身で汗にまみれている肉体はすでに問題ではない。   見た目、外側である。 つまるところ、僕たちは自分の持つありったけの想像力でもって...

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山本 麻矢 展- EMPTY - 『子供(エネルギー)が被る「兎の毛皮で作られたウサギ帽子」』© Maya-Yamamoto 作家であること。 そして母になったこと。 単純にこの二つの事実を作品を媒介として汲み取ろうとしたり、うがってみる。 喜ばしい今の境遇が作品に反映されていると思い込む。 作家の、作ることへのテンションの維持は 僕のような一般人からは想像もできない、 いや想像なんかできないから...

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武田梨沙:neither truth nor fiction(Gallery PARC):3/29~4/10 「melting form」(2011/絹糸、PP紐、針金、顔料) © Risa-Takeda 昨年2010年の初個展(立体ギャラリー射手座)での、一点ものならではの濃厚でダイナミックな印象は未だに新鮮だ。(→ 昨年の個展のルポはこちら)前回のホワイトキューブでの展示から、今回のビルの2階...

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お米とお箸の恋物語の中身... © Yuko-Mino 三野さんの対象はあっけらかん。前回は寺の入り口ばかり撮ったもの。そのお寺も総門のあるような大きなものではなく、三野さんの出身である守山のお寺。いわばご近所様のお寺。→ 過去ログはこちら(denさんの個人サイト内) さて、ギャラリーサイトの告知を見ると、1年ぶりの三野さんの個展。やはり......お眼鏡にかなったのはどうやらカントリーエレベータ...

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その痕跡は格別な幻惑を呼ぶ... © Shinichi-Tohda これ、何でしょう? と自分に問いながらギャラリーへ向かう。 この写真をギャラリーのサイトで初めて見た時の、ワクワクするような心の動き。 ああ、これがあるから愉しいのだ。 これがあるから幸せになれる。さて、ギャラリーで作品の前に立つ。 これは写真の展覧会。 でも僕にはそうは見えない。 とても科学的な"証拠写真の公開"のように思える。...

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