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華麗なるジャポニスム展

投稿:2014年11月28日

秋晴れの気持ちのいい日に、岡崎に行ってきました。

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外壁も、なかなかおしゃれです。

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私、この階段が、大好きなんです!(^^)! いい味だしてますよね。

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柱も、迫力があります。 ちょうどスタッフさんがおられましたので、撮影許可も確認できました。

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平日の午後でしたが、そこそこの人でした。

日本の美術・工芸がヨーロッパにもたらしたものが、こんなにもあるとは思いませんでした。
おそらく、当時の日本人が、時代遅れとして、見ていたであろう、刀の鍔や、小柄が、こんなにも、保存されて、美術品としての価値を見出されていたのかと思うとなんだか、嬉しくなりました。

海外との交流が少なかった200年間に、独自の美意識が発達し、完成したものとなっていったのでしょうか。
祇園の石段下から眺めた景色に、鯉のぼりが描いてあるのはご愛嬌としても、同じアングルの、明治時代の写真を、学校歴史博物館で、見慣れているだけに、感慨深いものがありました。

印象派の絵画と、それに影響を与えたであろう浮世絵を、並列して展示されているので、たいへんわかりやすく、興味深く鑑賞することができました。
型友禅の、型紙をベースにした、ティファニーの作品にも、感動しました。
視点を変えれば、モノは、生まれ変わるのですね。

ポスターのも使われているモネの、着物の描写の細かいこと!! 実物の打掛を見ているようです。
文化博物館でみた睡蓮とは、また違う「睡蓮の池」の展示もあり、ますます印象派の作品たちが大好きになりました。

その、印象派の作家たちに、ここまで愛された日本の美 が、誇らしくもあります。

これからも。ずっと、大切にしていかなければいけないものと思います。

文責:インディゴブルー



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