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第七回若冲ワークショップ

投稿:2014年2月26日

第七回若冲ワークショップに行ってきました。
京都新聞の「若冲」が掲載されていて、このイベントをワクワクして楽しみにしておりました。

若冲、40代の躍動感 中京の宝蔵寺所蔵、本人作と確認(京都新聞/2014.1.18)


この記事に載っている、ミホミュージアム(滋賀)の学芸員、岡田さんのワークショップなんですよ~期待は膨らむ、膨らむぅ~!

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奮って行って来ました。富小路の会場はガレージの奥の2Fでした。分かりにくいので関係者の方が案内のために小雨の中立っていていてくださいました。振るってっておられた寒さでした。ありがたやぁ~、そうでないと、皆さん、なかなか辿り付けなかったかもでした。
お世話様でした。

さて、憧れの岡田学芸員さんは、講演とかが初めてだったそうですが、辻館長からの優しい檄が飛んで(笑)なんのなんの、落ち着いて、ゆっくり丁寧にパワーポイントに添ってとってもお上手に解説してくださいましたよ。

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~円山応挙・曾我蕭白などの伊藤若冲と同世代の画家~
「同時代の画家」のタイトルでしたが、新聞の記事のホットなエピソート=お誕生日が伴明しているので生誕を祝う法要イベントからです。未公開なのですが、この2月6日~12日までの公開時には1550名が来られました。だから、凄い導引率!と、笑いを誘っておられます。

”つらいつらい 花も紅葉も なかりけり”
これを詠んだ白歳は、若冲の実家である青物問屋を継いだ、若冲の弟です。
墓石の劣化が著しくて、「若冲応援団」が結成されて、喜捨募集がされています。

時代を同じくした画家達が、京の町ですれ違ったり、交流があったかもしてません。と、お話を結ばれました。

質問の時間では、挙手しました(汗)
「2008年に発見された、”象と鯨”の作品の発見の溢れ話や、復元のご苦労などお話しくださいませんか?」

岡田氏
「辻館長を中心に、ミホで展示できるように、大急ぎで屏風に仕立て直しました。紙は劣化が激しくて、繊維が立ってしまっていました。古い新聞紙などボロボロになってしまうでしょ。それと同様に相当弱ってました。その上、タバコなどのヤニなどの汚れもありました。それを丁寧に洗って、補強して綺麗にしたわけです。大急ぎでした。2009年秋の企画展に間に合って大変よかったです。」

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喜捨の目的が明確なので、訳の分からない募金より意義ありそうです。

また、京都大丸東入口・北入口すぐの錦の入り口では、お洒落なゲートが出来てます。

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第八回 若冲ワークショップは3月29日(日)に実施されます。
興味のある方はぜひ!
詳細はこちら
 

文責:京おはるぅ~
 



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