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浮世絵の夏(美術館「えき」KYOTO)を観てきました

投稿:2013年9月 2日

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帰省していた息子家族を京都駅に送った帰り、「浮世絵の夏-納涼と花火-」を観てきました。このように多くの浮世絵を一度に見たのは初めてで、平木浮世絵財団という名も初めて知りましたが、今年3月までららぽーと豊洲にあった美術館の持ち主らしいですね。

今回展示の中心的な作品は、東京隅田川の花火と京都四条川床の夕涼みでしだが、江戸から明治の庶民の生き生きした姿が伺える楽しい版画の競演でした。

展示前半の両国花火の版画は、隅田川に船を浮かべ優雅に打ち上げ花火を観る人々と、両国橋の上から押しくら饅頭のように見上げる人々の様がいきいき描かれていました。
広重の「名所江戸百景 両国花火」は、船やその上での見物客の表情が楽しく、国貞のそれは、両国橋が前面に彫られる構図で、橋の上の人々が大きく描かれていました。
橋の上でギュウギュウになりながら花火を見る姿は、現在にも通じ、今も昔も庶民は汗だくか?!と、ほほえましくもあり悲しくもある。(出口で東京の友人に残暑見舞い用にと絵はがき購入)。
両国花火の次は京都名所の鴨川床。広重の「四条河原夕凉」。1834年頃とあるが、ずいぶん広いなあ。(数年前、床で涼んだ名古屋の友人への残暑見舞いにしよう。)

そして、やはり浮世絵といえば、役者絵や美人画が素敵だ。月岡芳年「月百姿 四条納涼」は、ポスターになっていたとおり、涼しげで艶っぽい。さすが「明治浮世絵の三傑」との一人だ。三傑の一人、「明治の写楽」豊原国周の特徴的な目の作品もあった。そして、揚州周延の美人画!綺麗ですね。

さて、浮世絵に興味をお持ちの方にぜひご紹介したい館があります。

京都造形芸術大学にある「芸術館」です。

この大学の前身京都芸術短期大学第二学長だった方(大江直吉)がコレクションされ寄贈された、豊原国周を中心に月岡芳年や尾形月耕などの作品を、コレクション展開催時に無料でご覧になれます。
芸術館には、その他に縄文土器作品群(宗左近寄贈)、シルクロード資料(江上波夫寄贈)のコレクションがあり、年に数回、順次展示されています。日程は、芸術館ホームページをご覧ください。

上の2枚の絵はがきに加え、月岡芳年「月百姿 四条納涼」を、京都生まれで大阪在住の友人への残暑見舞い用に買って、涼しくなったり暑くなったり、満足して帰途につきました。

文責:笑吉

浮世絵の夏 -納涼と花火- ~国貞、国芳、広重ら 人気絵師の競演~



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