Exhibitions展覧会

新春特集陳列「とりづくし-干支を愛でる-」

2016/12/13(火) 〜 2017/01/15(日)

京都国立博物館 

2017年は酉年にあたることにちなみ、鶏をはじめ様々な鳥たちを表現した美術工芸品を特集します。古くから東洋で好まれてきた美しい鳥たちの姿は、中国で「花鳥画」として成立し、日本でも数多くの作品に描かれました。今回は長寿や繁栄など幸福のシンボルとして鳥を描いた作品をご紹介します。

【作品画像】
(1)「白梅群鶏図」 狩野永良筆 京都国立博物館
(2)重要文化財「四季花鳥図屏風」右隻 雪舟筆 京都国立博物館


京都国立博物館の開館120周年にあたる平成29年(2017)は酉年。これにちなみ、鶏をはじめとするさまざまな鳥たちを表した作品を特集します。

さまざまな鳥たちの美しい姿は、古くから東洋で広く好まれてきました。工芸品の文様などにも多くの例が見られますが、絵画では中国・唐代(618-907)に人物や山水と並んで「花鳥画」が主要な画題として確立します。日本でも、平安王朝の屏風や襖などを色鮮やかな花鳥モチーフが彩ったようです。さらに中世以降は、中国画の影響を受けながら著しい発展を遂げ、名のある画家たちが寺院や城などの障屏画においてこの画題を手がけました。

この特集陳列では、鳥たちを長寿や繁栄など幸福のシンボルとして表したおめでたい絵画や工芸品の数々をご紹介します。
新年にあわせて、ぜひご高覧ください。
 

同時開催

特集陳列 「生誕300年 伊藤若冲」(12月13日~1月15日)
特集陳列 「皇室の御寺 泉涌寺」(12月13日~2月5日)

展覧会概要

期間 2016/12/13(火) 〜 2017/01/15(日)
会場・開催場所 京都国立博物館
時間 9:30~17:00(金・土曜は20:00まで/入館は閉館30分前まで)
休館日 月曜日(祝日の場合は開館、翌火曜日休館)
年末年始(12月26日~1月1日)
※1月2日(月)・3日(火)は開館
料金 一般:520円(410円)
大学生:260円(210円)
注意事項等 ※高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方は無料 ※()内は20名以上の団体料金 ※上記料金で、平成知新館名品ギャラリー(同時開催の特集陳列)もご覧いただけます
お問い合わせ TEL:075-525-2473075-525-2473
※テレホンサービス
ホームページ http://www.kyohaku.go.jp/

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