Exhibitions展覧会

特集陳列 生誕300年 伊藤若冲

2016/12/13(火) 〜 2017/01/15(日)

京都国立博物館 

京都国立博物館では、2005年以来11年ぶりとなる伊藤若冲の特集陳列。2016年n生誕300年を迎え各地で大規模展が開催された若冲ですが、今回はそれに出展されていない作品を交えながら、若冲の魅力をご紹介します。華やかな花鳥画はもちろん、軽妙でユーモラスな水墨画まで、その面白さをご堪能ください。

果蔬涅槃図 伊藤若冲筆 京都国立博物館

2016年に生誕300年を迎えた江戸時代の絵師・伊藤若冲。京都国立博物館では、2005年以来11年ぶりの若冲の特集陳列を開催します。

伊藤若冲は1716年に京都・錦市場にある青物問屋の長男として生まれました。彼にとって絵画制作は趣味としてのものでしたが、あくなく表現への探求から、次第に市中でも評判の絵師となっていきます。そして40歳で家督を弟に譲り、本格的に絵師として活動するようになりました。

自らの目で対象を見ることを大切にした若冲は、特に花鳥画を多く描きました。とりわけ鶏は、若冲の代名詞ともいえる彼の得意画題です。一方で若冲は、少ないながらも人物画も手がけており、そこには花鳥画の華やかさとは別種の軽妙さがあります。蛙と河豚に相撲をとらせたり、野菜を釈迦の入滅になぞらえたり、生真面目に思われがちな若冲の、思いがけないほどユーモアに満ちた一面を見ることができます。

2016年は生誕300年を記念し各地で大規模な若冲展が開催されていますが、この特集陳列では、日本初公開の作品を含めほかの展覧会では展示されていない作品を交え、若冲の魅力をご紹介します。ぜひご高覧ください。
 

同時開催

新春特集陳列「とりづくし-干支を愛でる-」(12月13日~1月15日)
特集陳列 「皇室の御寺 泉涌寺」(12月13日~2月5日)

展覧会概要

期間 2016/12/13(火) 〜 2017/01/15(日)
会場・開催場所 京都国立博物館
時間 9:30~17:00(金・土曜は20:00まで/入館は閉館30分前まで)
休館日 月曜日(祝日の場合は開館、翌火曜日休館)
年末年始(12月26日~1月1日)
※1月2日(月)・3日(火)は開館
料金 一般:520円(410円)
大学生:260円(210円)
注意事項等 ※高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方は無料 ※()内は20名以上の団体料金 ※上記料金で、平成知新館名品ギャラリー(同時開催の特集陳列)もご覧いただけます
お問い合わせ TEL:075-525-2473075-525-2473
※テレホンサービス
ホームページ http://www.kyohaku.go.jp/

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