Venuesアート施設

京都国立博物館

京都の中心的位置を占める国立博物館。
明治30年(1897)に帝国京都博物館として開館し、片山東熊の設計によるレンガ造りの「明治古都館」(特別展示館)や正門などは当時からの建物で、重要文化財に指定されています。
「平成知新館」(平常展示館)では京都を中心とした寺社からの寄託の品のほか、日本・中国の絵画や書跡・彫刻・工芸・染織品など館蔵品をあわせた1万点を優に越えるコレクションから、分野ごとに定期的に入れ替えて作品が公開されます。
室内だけでなく、野外庭園にも、日本の石仏、朝鮮半島の石造遺品、ロダンの「考える人」などが展示されています。

常設展

2014年9月にリニューアルオープンする平成知新館(平常展示館)では、各分野ごとの展示室で随時、所蔵品の展示が行われます。 分野は主に「考古」「陶磁器」「染織」「金工」「漆工」「書籍」「仏画」「中世絵画」「近世絵画」「中国絵画」「彫刻」「絵巻」の12。 展示作品は随時入れ替えられるため、来るたびに違う作品に出会うことができます。 ※平成知新館での展示作品については、博物館公式サイト内の「名品ギャラリー」をご確認ください。

所蔵品

所蔵品は時代も分野も非常に多岐に渡っており、古墳時代の埴輪などの考古学資料から、染織品、陶磁器や彫刻、絵画や書跡、蒔絵などの工芸品や鎧や刀剣などの武具類まで、様々な分野の文化財があります。国宝・重要文化財も数多く、中には『病草子』(国宝/平安後期)、『天橋立図』(国宝/雪舟筆・室町時代)など、誰もが一度は本や教科書などで目にしたことがあるような有名作品も多数。また、京都という土地柄から周辺の寺社から貴重な文化財を多数寄託されており、保存管理・修復だけでなく随時展示公開を行っています。 展覧会で取り扱うテーマも、海外の美術から京都の寺社や文化をテーマとした地元ならではのものまで幅広く、フィールドの広さが特徴です。

この施設のおすすめ

2014年9月の平成知新館リニューアルに伴い、付属施設もより充実しました。 【飲食施設】 カフェ「からふね屋珈琲」(南門入口すぐ) レストラン「The Muses(ザ・ミューゼス)」(平成知新館内) 【シアター】平成知新館 地下1階(講堂) 350インチの大画面・ハイビジョンの約4倍の高画質4K映像による関連番組を上映。 臨場感あふれる映像でより作品世界を深く知ることができます。 【ミュージアムショップ】 平成知新館内・南門入口横(インフォメーション兼ねる) ※特別展のミュージアムグッズは明治古都館(特別展示館)内に臨時スペースが設けられます

アート施設概要

住所 〒605-0931 京都市東山区茶屋町527
お問い合わせ TEL:075-525-2473075-525-2473
開館時間 【名品ギャラリー(平常展示)】 (日・火・水・木)9:30~17:00 (金・土)9:30~20:00 【特別展開催期間中】 (日・火・水・木):9:30~18:00 (金・土):9:30~20:00 ※入館は閉館30分前まで ※特別展覧会は年2、3回開催されます。
休館日 月曜日(祝日の場合は開館・翌日代替休) 年末年始
料金 特別展:展覧会によって異なる 平常展:一般:520円(団体410円)、大学生:260円(210円)、高校生以下無料
アクセス 【JR・近鉄】
「京都」駅より
市バス100、206、208系統にて「博物館・三十三間堂前」下車、徒歩すぐ

【京阪電鉄】
「七条」駅下車、東へ徒歩7分

【阪急電車】
*「河原町」駅より
 市バス「四条河原町」から207系統にて「東山七条」下車、徒歩3分

【京都市バス】
 「博物館・三十三間堂前」下車、徒歩すぐ
 「東山七条」下車、徒歩1分

※専用駐車場:有り(自家用車約10台分・バス数台分・無料)
ホームページ http://www.kyohaku.go.jp

その他注意事項など

※高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方は無料です(年齢のわかるものをご提示ください)。 ※障がい者の方とその介護者各1名の方は無料となります(障害者手帳等をご提示ください)。 ※平成知新館に学校の教育活動、総合学習等で小学生・中学生・高校生を引率される先生方は、無料となります。

展覧会

アートイベント

過去の展覧会