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洛東遣芳館+お辨當箱博物館

投稿:2013年4月30日

洛東遣芳館+お辨當箱博物館へ行ってきまして大満足でした。

なぜか交通の便が良くないのです。
夫の車にて「京阪五条」あたりで降ろしてもらって楽しんできました。

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ところがどっこい?市バス臨時便がGW期間には運行されていまして、帰路は京都駅まではスイスイ移動できます。 ご存じでしたか?
常時運行ができたなら、東山エリアの停滞緩和になりそうです。

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さて、洛東遣芳館はテレビ「ちちんぷいぷい」の街歩きのシリーズで五条通を取り上げられた際に知りました。
その時に通常は開館されていない事も知りました。 期間限定で春=4月2日~5月5日までの開館ですので、お辨當箱博物館と合わせておいでになると素敵です。その後は秋の企画展まで閉館です。

洛東遣芳館では浮世絵・掛け軸が特別展示されています。そこは別棟です。
外にある”おくどさん”の細い通路を奥へ奥へ歩いて行きます。 以前、蔵だった位置関係が分かる図面が展示されていて、興味深かったです。

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2階建ての展示コーナーになっていました。 「墨画と浮世絵展」です。
きゃ~!むっちゃ有名な作家さんが当たり前に、ゴロゴロとそこにはありました。 す・す・すごいやん!色褪せることなく、美しい保存状態で感動いたしました。

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洛東遣芳館の本棟、お家には靴を脱いで上がらせていただきます。 商家、それも江戸にも店を持っている豪商です!
仏間の位置関係とかがあの「杉本家住宅」にもとっても似ております。懐かしいような、広いお庭に灯籠が何基もありました。
その昔、鴨川から隣接したこのお宅には、灯籠に灯りが灯ると、それはそれはとっても美しかったことでしょう。

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その洛東遣芳館から北へ数十メートル行ったところにあるのが「お辨當箱博物館」です。
創業320年の半兵衛麩の歴史が集めていた「華やかな遊び心のあるお弁当」たち…屏風やお軸が、そのお弁当箱を楽しく使っている様子を教えてくれます。 「お花見」&「紅葉狩り」など、風俗画でもある美しい作品が沢山あります~ 想像以上に沢山のコレクションです。
細工も手が込んでいて、大変豪華な工芸品でもあります。 それが無料公開なんですよ!

5、6年ほど前に、ご入洛の友人と一緒に半兵衛麩さんでお昼を戴いたことがありますが、気がつきませんでした。
いつから公開されていたのかしら…お尋ねしたかったのですが、お店はGWで大変なお客様でしたのでご遠慮したしだいです。

お辨當箱博物館のお休みは、年末年始のみです。

文責:京おはるぅ~

 

洛東遺芳館

《京都ミュージアム紀行》お辨當箱博物館



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