Exhibitions展覧会

「フェルメールからのラブレター展」コミュニケーション:17世紀オランダ絵画から読み解く人々のメッセージ

2011/06/25(土) 〜 2011/10/16(日)

京都市京セラ美術館 

初来日「手紙を読む青衣の女」をはじめ、「手紙」を主題にしたフェルメールの作品3点をまとめて公開!その他にも17世紀オランダ風俗画の名品の数々を通し、「コミュニケーション」の様々な形、そして絵画に込められた物語を辿る、ユニークなテーマ展です!

この展覧会は、17世紀のオランダにおけるコミュニケーションのあり方に注目し、オランダを代表する画家の一人であるヨハネス・フェルメールによる3点の作品と共に、ピーテル・デ・ホーホ、ヘラルト・テル・ボルヒ、ハブリエル・メツーといった当時のオランダ絵画の巨匠たちによる名品で構成したテーマ展覧会です。

メールも電話もなかった当時、例えば家族、恋人、また仕事上の知人といった人と人との間では、顔を見合わせた直接的なコミュニケーション、もしくは手紙や伝言のような間接的なコミュニケーションがごく当たり前のものとして存在していました。
そして画家たちは、こうしたコミュニケーションによって引き起こされたあらゆる感情を、自らの作品に描きました。人々が会話の際に見せる一瞬の表情やしぐさにとどまらず、離れた恋人からの手紙を読んでいる時の素の反応に至るまで、実に幅広い人々の感情を表現しようとしたのです。

また、画家たちは自らの作品の中にしばしば「物語」をひそませました。そして作品の中に様々な小道具、例えば壁にかかった地図や絵画、楽器や日用品などを、絵の物語を解き明かす「鍵」として描き残しています。このような寓意的な表現は当時のオランダ文化において、演劇や誌の世界にも見られます。
そしてその「鍵」を通し、絵画は見る者に語りかけ、「コミュニケーション」をとる力を持ち、その謎解きに私たちを引き込んでいきます。

この展覧会では、、宗教上の意味、セクシャルなメッセージ、家族の絆物語、それらを表現する、身振り、目つき、顔の表情などを4つの章に分け、17世紀オランダ美術におけるコミュニケーションのあり方を展観します。

フェルメールの作品、特に初来日となる『手紙を読む青衣の女』をはじめ、オランダ絵画の名品の数々と共に、「コミュニケーション」の様々な形をお楽しみください。

※イベント情報など、随時追加更新予定です。要チェック!

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展覧会概要

期間 2011/06/25(土) 〜 2011/10/16(日)
会場・開催場所 京都市京セラ美術館
時間 9:00~17:00(受付は16:30まで)
休館日 休館日:月曜日(ただし、7/18、9/19、10/10は開館)
料金 一般:1,500円(前売・団体:1,400円)
大高生:1,000円(900円)
中小生:500円(400円)
注意事項等 ※団体は20名以上 ※障害者手帳などをご提示の方は無料となります

「ワシントン・ナショナル・ギャラリー展」との相互割引有り!

期間中、同じく京都市美術館で開催されている「ワシントン・ナショナル・ギャラリー展」の半券を持参すると、入場料が100円割引となります!

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お問い合わせ TEL:050-5542-8600050-5542-8600
(ハローダイヤル)
ホームページ http://vermeer-message.com/

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