Report&Reviewレポート・レビュー

【速報】現代美術家・森村泰昌さんが京都で新作を制作します!/制作課程はネットで公開!(6/26-7/5京都市立芸術大学)

2013/06/24

morimura-news02.jpg現代日本を代表する芸術家のひとりとして知られる、森村泰昌さん。
実は京都市立芸術大学出身で、京都にも大変ゆかりの深い方です。
そんな森村さんが、6月26日(水)から、京都市立芸術大学にて、新作の制作を行います。
その記者発表会が、本日6月24日(月)に開催されました。

今回は、森村さんにとっても初の試みとして、新作の制作過程が公開されることになりました。
これは京都市立芸術大学での特別授業として企画されたもので、26日から7月5日(金)までの10日間、京都市立芸術大学のスタジオで森村さんが作品を制作します。

森村さんといえば、名画をモチーフに、自分が描かれた人物になりきるなどして独特の作品を生み出してきました。今回の新作は、スペインの画家・ベラスケスの代表作「ラス・メニーナス」をモチーフにした連作です。森村さん自身も長く挑戦してみたいと考えられていた作品だそうです。

学生向けの企画なので、実際の制作場所で見学できるのは京都市立芸術大学の学生さんのみとなりますが、現場の様子は逐一、京都市立芸術大学のFacebookなどにて紹介される予定だそうです。

作品だけを見るときとはまた違う、「今、ここで作品を生み出している」その課程ならではの面白さが見えてくるのではないでしょうか。

ちなみに、新作は9月に東京の資生堂ギャラリーで開催される展覧会で一挙公開されるとのこと。
作品が出来上がっていく課程を見た後で、完成作品を見に出かけてみると、また違った印象が味わえそうです。

※記者会見の詳細はこちら!(6/28更新)

最近の記事