そんな夏の終わりの週末、京都では様々なイベントが開催されていました。
今回はそのひとつ、東山・鹿ケ谷の法然院で開催された「electronic evening 2010 電子音楽の夕べ」に行って来ましたので、その様子を簡単にご紹介します。(一応、「京都で遊ぼうART」なのでアートなところを中心に...)
一応中心は電子音楽のライブコンサートではあるのですが、ライブ会場の周辺には、様々なインスタレーション作品が展示されていて、ライブ演奏をBGMに作品を眺める...なんて楽しみ方もできます。
日が落ちてくると、暗闇に浮かぶぼんやりとした行灯の光が、よりいっそう幻想的な雰囲気を作り出していました。(ライブ会場もそんな感じ)
電気の灯りなどなかった頃の、日本の夜は、きっとこんな感じだったのだろうな...と妙にしみじみとしてしまいました。
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ここにも実はインスタレーションが!
ふと廊下の方に目を向けると、障子がスクリーンに見立てられ、映像作品が映し出されています。
時間の経過とともに障子を魚が移ろい、月が満ち欠けする。
遠くからはライブ会場の音がうっすらとBGMのように聞こえてきます。
時々廊下を歩く人影も写り込み、お茶席を不思議な異空間へ変えてしまっていました。
ライブ演奏の方は、歴史ある寺院の中で現代的な電子音楽を聞くというちょっと不思議な組み合わせですが、そうとは思えないほど馴染んでいて、とても新鮮でした。
心なしか、周辺から聞こえてくる虫の声と電子音の響きが近いのか、とても馴染みがよく、まるで一体化しているような感覚を覚えます。
(実際、演奏が始まると虫が鳴きだしたような気もしました)
これを縁側で眺めつつ、もよし。畳に寝転がって夜風にあたりながら、もよし。(実は思ったより建物の中は涼しかったのです。和建築って実に理にかなっているのですね...)何ともまったりとした雰囲気で皆さん楽しんでおられました。
夜のお寺で楽しむ、インスタレーションと電子音楽。まさに歴史ある京都の街ならではのイベントだったのではないかと思います。
まさに現代の夕涼み、といった趣のひとときでした。
【イベントの詳細はこちら!】
■ 21世紀の文人墨客が集う電子の夕涼み。「electronic evening 2010 電子音楽の夕べ」(8/28,29)

























