Exhibitions展覧会
作家の眼 「高橋秀-気への形象」 展
絵画や彫刻、モニュメント、写真など、さまざまな分野で活躍している芸術家・高橋秀。自由な表現を求め、約40年間をイタリアで過ごした彼の作風は、簡潔な線とフォルムの組み合わせでモダンで抽象的な画面が特徴。80歳を越えた今も精力的に創作に取り組む彼の作品世界を、50点の作品で紹介します。
【作品画像】
(チラシ画像)「日月図―黄丹の天(部分)」2010年
(下左)「波頭-立ち上がる(金)」2013年
(下右)「日月図―潮暦」2010年
現在活躍中の作家にスポットを当てる京都市美術館のシリーズ展「作家の眼」。今回は、絵画や彫刻、モニュメント、写真など、さまざまな分野で活躍している芸術家・高橋秀(たかはし・しゅう)を紹介します。
1930年に広島に生まれた高橋は、19歳で画家を志し上京。初期は主に風景画を描き、1951年に独立美術協会展に初入選、1961年には「月の道」にて安井賞を受賞します。しかしより自由な表現を求めた高橋は、海外留学を決意。1963年にイタリア・ローマへ渡り、2004年に帰国するまでの約40年間を過ごしました。現在は岡山県倉敷市を拠点に創作を行っています。
イタリア留学後の高橋は、簡潔な線とフォルムの組み合わせで構成されたモダンで抽象的な作風が特徴です。具象から抽象へ、モノクロからカラフルへ、フォルムの追求からエロスへ、そして、近年では市松文様や波文様など日本の伝統的なモチーフを取り入れた作品へと、さらなる展開をみせています。
今回の展覧会では、約40年間におよぶイタリア・ローマ滞在期間中の作品と、2004年の帰国後から2013年発表の最新作までをあわせた約50点を通じ、その変遷をたどります。
80歳を越えた現在も、なお一層精力的に創作活動に取り組む高橋秀。その全容をこの機会にご覧ください。
展覧会概要
期間 | 2014/05/23(金) 〜 2014/06/22(日) |
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会場・開催場所 |
京都市京セラ美術館
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時間 | 9:00~17:00(入館は16:30まで) |
休館日 | 月曜日 |
料金 | 大人:1000円(900円) 高大生:800円(700円) 小中生:500円(400円) |
注意事項等 | ※()内は20名以上の団体料金 |
お問い合わせ | TEL:075-771-4107075-771-4107 |
ホームページ | http://www.city.kyoto.jp/bunshi/kmma/ |
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