Exhibitions展覧会

ユニークな切り口での展示に定評のある、京都市美術館コレクション展。
今回は、「模様をめぐって」のテーマで、工芸の「模様」にスポットをあてます。

工芸において表わされたイメージは、「絵」はなく「模様」と呼ばれます。
その姿は実に様々。模様には、同じ形を繰り返すものもあれば、一幅の絵のようなものもあります。
また、模様は筆で描かれるだけでな く、刻まれたり、埋め込まれたり、盛り上げられたりと様々な方法で施されます。

今回のコレクション展では、伊東翠壷、富本憲吉、神坂雪佳、皆川月華など明治・大正・昭和に活躍した工芸作家の作品を展示。 伝統的な模様から現代の工芸家による独創的な模様まで、模様の諸相を探りながら、絵とは異なる工芸のイメージ、「模様」の魅力に迫ります。