Exhibitions展覧会
KYOTO CURRENT 2013
京都市美術館に「最先端(Current)」で活躍する京都ゆかりの現代美術家22名による作品を一堂に展示する企画展。見る人と同じ時代に生きる作家たちは、“いま”をどう捉え、“未来”に何を思い描くのでしょうか。「最先端(Current)」という切先が映し出す風景を、あなたの目で確かめてください。
京都市美術館別館に集う、22名の“いま”をつくる作家たち――
Kyoto Current 2013は、京都にゆかりのある現代美術作家の作品群を一堂に展示することで”最先端(Current)”を提示することを目的とした展覧会です。
5回目の開催となる今回は、公募を含め22名の作家が集結。近年注目を集める実力派から、今後期待の若手まで、幅広いラインナップとなっています。
作家たちは知名度や経歴にこだわらず、その思想や哲学性を重視して選出されました。その表現方法は、絵画・立体・インスタレーションなどさまざまです。全くテイストの異なる作品が同時に展示される空間は、類を見ない独特のものとなります。
展示作品の多くはこの企画展のために新たに制作された新作です。また、京都市美術館の空間を生かした他では見られないような大作や、外部での展示機会の少ない作家による作品も出展されます。
「芸術」「美術」とは何か、「アート」とは何か。曖昧かつ繊細で、さまざまな意見が存在するこの言葉に対し、定義を求めることはとてもナンセンスに感じられます。しかしあえてその疑問に向かい合い、常に“こたえ”を探し続けることが、何よりその本義に近づく手段なのかもしれません。
その不確かで、今後も変化し続けるであろう“こたえ”をもって”いま”この時に選びぬかれた作品たちが作り上げる”最先端(Current)”の名を冠した展覧会。”いま”という同じ時代に生きる作家たちは“いま”をどう捉え、“未来”に何を思い描くのでしょうか。その切先が映し出す風景を、どうぞお確かめください。
出展作家
稲垣 智子(いながき・ともこ/映像インスタレーション)、石川 元(いしかわ・はじめ/油彩)、岸 雪絵(きし・ゆきえ/版画)、桒原 寿行(くわばら・としゆき/インスタレーション)、酒井 龍一(さかい・りゅういち/日本画)、田中 あきよし(たなか・あきよし/立体インスタレーション)、中屋敷智生(なかやしき・ともなり/アクリルペインティング)、蛇目(へびめ/アクリルスクラッチ)
岡本 梨奈(おかもと・りな/油彩)、加世田 悠佑(かよだ・ゆうすけ/立体インスタレーション)、楠本 衣里佳(くすもと・えりか/日本画)、阪本 結(さかもと・ゆい/油彩)、タムラグリア(アクリルペインティング)、トモ ウエスギ(油彩)、西村みはる(にしむら・みはる/油彩)、野中 梓(のなか・あずさ/油彩)、林 葵衣(はやし・あおい/ミクストメディア)、平田 さち(ひらた・さち/インスタレーション)、福井 伸吾(ふくい・しんご/ドローイング)、前川 奈緒美(まえかわ・なおみ/油彩)、三木 由也(みき・ゆうや/油彩・インスタレーション)、涌田 優樹(わくだ・ゆうき/油彩)
《ディレクター》小島 健史(こじま・けんと)
※ 会期中には作家及びディレクターが展示会場に在廊を予定しています。
【作品画像】
(1) 稲垣智子 INAGAKI Tomoko 《Forcing Houce》 2013
(2) 石川元 ISHIKAWA Hajime 《地の果て》 2012 (撮影:末正 真礼生
(3) 岸雪絵 KISHI Yukie 《sectional scene “light truck”》 2011
(4) 酒井龍一 SAKAI Ryuichi 《Tear》 2012
展覧会概要
期間 | 2013/09/17(火) 〜 2013/09/22(日) |
---|---|
会場・開催場所 |
京都市京セラ美術館
京都市美術館 別館 |
時間 | 9:00~17:00(入館は16:30まで) ※会場は京都市美術館の別館、1階及び2階となります。 |
休館日 | 会期中無休 |
料金 | 無料 |
info@current.kyoto.jp | |
ホームページ | http://current.kyoto.jp/ |
関連アートイベント
該当するアートイベントはございません。
関連記事
該当する記事はございません。