Exhibitions展覧会

大エルミタージュ美術館展 ~世紀の顔・西欧絵画の400年~

2012/10/10(水) 〜 2012/12/06(木)

京都市京セラ美術館 

世界最大規模の美術館のひとつ、ロシアのエルミタージュ美術館。歴代皇帝やコレクターによる300万点以上のコレクションから、今回はルネサンスからバロック、近代までの400年間に渡る西欧絵画の傑作89点をご紹介します。京都では約30年ぶりの公開となるマティスの傑作も来日。ロシア国外では史上最大規模のエルミタージュ美術館展です。

フランスのルーブル美術館、アメリカのメトロポリタン美術館などと並び世界最大規模を誇る、ロシアのエルミタージュ美術館。
その歴史はロシア帝国時代に女帝・エカテリーナ2世が収集した美術コレクションを、自身専用の展示室「エルミタージュ(隠れ家)」に収蔵したことに始まります。その後も歴代の皇帝たちによってロシアの威信をかけた収集が続けられ、現在所蔵品は300万点以上にのぼっています。
コレクション内容もさまざまな時代・地域にわたっており、その幅広さから「美の百科事典」とも言われています。






今回の展覧会では、エルミタージュ美術館で特に充実している西欧絵画コレクションから、16~20世紀にかけての400年にわたる傑作89点を展示します。
そのほとんどは通常はエルミタージュ美術館から外に出される機会のない、コレクションの中でも特に貴重な作品です。

ルネッサンス時代の巨匠・ティツィアーノから、バロック時代のレンブラントやヴァン・ダイク、ロココ時代のブーシェ、そしてルノワール、モネなどの印象派、そしてセザンヌやマティス、ピカソといった近現代の画家まで、各世紀の「顔」ともいうべき作家の名作を、時代を追って紹介します。

また、今回京都では約30年ぶりの公開となるマティスの《赤い部屋(赤のハーモニー)》は、自由で装飾的なマティスらしいスタイルが確立した作品ですが、同時にそれまで写実が重視されていた西欧の油絵に表現の新しい方向性を示した、絵画史においても大変画期的な作品です。

今回の展覧会はロシア国外では最大規模のエルミタージュ美術館展となります。
帝政ロシアの文化的発展を願い、世界にも類のない規模と質のコレクションを築き上げた、ロシアの皇帝やコレクターたちによる貴重な美の遺産をご堪能ください。

展覧会概要

期間 2012/10/10(水) 〜 2012/12/06(木)
会場・開催場所 京都市京セラ美術館
時間 9:00~17:00(入館は16:30まで)※10/26(金)~28(日)は20:00まで開館(入館は19:30まで)
休館日 休館日:月曜日
料金 一般:1,500円(団体 1,400円)
高大生:1,000円(団体 900円)
小中生:500円(団体 400円)
注意事項等 ※団体は20名以上 ※身体障がい者の方、要介助者の方の付添者(1名)は無料となります(証明書表記に限ります。入館時に証明できるものをご提示ください)
お問い合わせ TEL:075-771-4107075-771-4107
ホームページ http://www.ytv.co.jp/hermitage/

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