Exhibitions展覧会

チェコの映画ポスター 「テリー・ポスター・コレクション」より

2014/03/21(金) 〜 2014/05/11(日)

京都国立近代美術館 

絵本や人形劇、アニメーションなどで知られるチェコは、映画ポスターデザインでも、数多くの名作を生んでいます。この展覧会では、ラハの映画ポスター専門ギャラリー〈テリー・ポスター〉が所蔵する、チェコスロヴァキア時代の1950年代後半から1980年代までに制作された映画ポスター82点を紹介します。

【作品画像】
(1)『やさしい女』 映画:1969年/フランス/ロベール・ブレッソン監督
   ポスター:1970年/オルガ・ポラーチコヴァー=ヴィレチャロヴァー
(2)『甘い生活』 映画:1960年/イタリア/フェデリコ・フェリーニ監督
   ポスター:1962年/カレル・ヴァツァ
(3)『羅生門』   映画:1950年/日本/黒澤明監督
   ポスター:1970年/ベドジヒ・ドロウヒー


絵本、人形劇、アニメーションなどの分野でよく知られるチェコは、映画ポスターのデザインでも数々の名作を生んできました。

それまでの社会主義リアリズムから脱却した1960年代には、カレル・タイスィク、ミラン・グリガル、ズデニェク・ズィーグレルに代表される新世代のグラフィック・アーティストが台頭しました。彼らは映画作品のエッセンスを巧みに引き出しながら、時に映画を大胆に見慣れない未知のものに変える(異化する)独創的なスタイルで、映画ポスターというジャンルに独自の表現を打ち立てました。

この展覧会では、東京国立近代美術館フィルムセンターと京都国立近代美術館の共催により、プラハの映画ポスター専門ギャラリー〈テリー・ポスター〉が所蔵する、チェコスロヴァキア時代の1950年代後半から1980年代までに制作された映画ポスター82点を紹介します。

また、1960年代に〈チェコ・ヌーヴェル・ヴァーグ〉と称されたチェコスロヴァキア映画のほか、ヨーロッパ各国の作品やアメリカ映画、さらには日本映画のポスターにも注目します。映画とグラフィックの出会いから生まれる緊張感と優美さ、そしてユーモアをお楽しみください。

展覧会概要

期間 2014/03/21(金) 〜 2014/05/11(日)
会場・開催場所 京都国立近代美術館
時間 9:30~17:00(金曜日は20:00まで/入館は閉館30分前まで)
休館日 毎週月曜日
※ただし4月28日(月)、5月5日(月・祝)は開館
料金 一般:420円(団体210円)
大学生:130円(団体70円)

※2014年4月1日以降は、下記の料金に変更となります
一般:430円(団体220円)
注意事項等 ※高校生以下、18歳未満、65歳以上の方は無料です ※団体は20名以上 ※心身に障がいのある方と付添者1名は無料です(入館の際に証明できるものをご提示ください) ※この展覧会はコレクション・ギャラリーの一部を使って開催されます。上記の料金でコレクション展あわせてもご覧いただけます。
お問い合わせ TEL:075-761-4111075-761-4111
E-Mail info@ma7.momak.go.jp
ホームページ http://www.momak.go.jp/Japanese/exhibitionArchive/2013/402.html

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