Exhibitions展覧会

絹谷幸二 色彩とイメージの旅

2017/08/22(火) 〜 2017/10/15(日)

京都国立近代美術館 

現代の日本美術界において第一線で活躍する作家のひとり・絹谷幸二。その初期から現在に至る代表作を展示するとともに、素描や陶芸、ガラス作品に至るまで、絵画だけにとどまらない多彩な活動の全貌に迫ります。この展覧会のために制作された新作シリーズや映像作品も出品。ぜひご高覧ください。

現代の日本美術界において第一線で活躍する作家のひとり・絹谷幸二の個展です。

奈良出身の絹谷は小学生のころから油彩を学び、1966年に東京藝術大学美術学部油画科を卒業後、同大学院の壁画科へ進学し、アフレスコ古典技法(フレスコ画)の研究に邁進しました。1971年にはイタリアのヴェネツィア・アカデミアへ留学、アフレスコの巨匠であるブルーノ・サエッティのもとでアフレスコ古典画法・現代アフレスコの研究に取り組みました。帰国後、1974年に画家の登竜門といわれる安井賞展安井賞を歴代最年少で受賞。アフレスコ技法を活かした色彩豊かでエネルギー満ち溢れた画面を特徴とする独自の画風を確立しました。その後も日本のアフレスコ技法の第一人者として全国各地で壁画・パブリックアートを制作するほか、東京藝術大学名誉教授・大阪芸術大学教授として後進の育成にあたり、2014年には文化功労者に選出されました。

今回の展覧会では、絹谷幸二の初期から現在に至る代表作を展示するとともに、素描や陶芸、ガラス作品に至るまで、絵画だけにとどまらない多彩な活動の全貌に迫ります。
また、この展覧会のために制作された京都を題材とした新作シリーズや展覧会初公開作品のほか、絹谷作品の世界観を映像化した壮大な3面スクリーンの映像作品も出品。絹谷藝術を堪能いただけるまたとない機会となります。ぜひご高覧ください。

【作品画像】
(1)《アンセルモ氏の肖像》1973年
(2)《アンジェラと蒼い空Ⅱ》1976年
(3) 《オープン・ザ・ボックス・オブ・パンドラ》1990年
(4)《光輝龍王二条城》2017年
(5) 《喝破》2015年

展覧会概要

期間 2017/08/22(火) 〜 2017/10/15(日)
会場・開催場所 京都国立近代美術館
時間 9:30~17:00(金・土曜日は21:00まで/入館は閉館30分前まで)
休館日 月曜日(ただし9月18日・10月9日は祝日のため開館)
9月19日(火)、10月10日(火曜日)
料金 一般:1,400円(1,200円)
大学生:900円(700円)
高校生:500円(300円)
中学生以下無料
注意事項等 ※心身に障がいのある方と付添者1名は無料(入館の際に証明できるものをご提示下さい) ※上記料金でコレクション展もご覧いただけます。 【「絹谷幸二 天空美術館」2館セット券】 会期中、本展と「絹谷幸二 天空美術館」との2館セット券を販売します。 当日一般券2点で2,400円のところが1,900円とお得な料金で購入いただけます。
お問い合わせ TEL:075-761-4111075-761-4111
ホームページ http://www.momak.go.jp/

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