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京都新聞創刊140年記念 川勝コレクション 鐘渓窯 陶工・河井寛次郎

2019/04/26 ~ 2019/06/02


【京都国立近代美術館】

京都国立近代美術館

近代日本を代表する陶工(陶芸家)の一人である河井寬次郎。初期は中国・朝鮮陶磁を手本とした作風で高い評価を得ましたが、その後、創作の方向を大きく転換し民藝運動に参画。暮らしと創作の密接な関係において作陶活動を展開していきます。河井の作品における造形性は、晩年に向かうほどますます意欲的となり、「生命」の喜びに溢れたものとなりました。

京都国立近代美術館は、質、量ともに最も充実した河井寬次郎作品(川勝コレクション)を所蔵しています。これらは河井と親交の深かった故・川勝堅一氏が形成したもので、計425点にも上るコレクションは、初期から最晩年にいたるまでの河井の代表作を網羅しており、その仕事の全貌を物語る「年代作品字引」となっています。

川勝堅一氏は、髙島屋東京支店の宣伝部長、髙島屋の総支配人、横浜髙島屋専務取締役などを務めた人物です。河井と川勝の長年にわたる交友は、大正10(1921)年に髙島屋で開催した河井の第1回創作陶磁展にまで遡ります。コレクションについて川勝は「これは、川勝だけの好きこのみだけでもなく、時として、河井自らが川勝コレクションのために作り、また、選んだものも数多いのである」と回想し、さらに「河井・川勝二人の友情の結晶」だとも述べています。
また、川勝コレクションを特別なものとしている点は、昭和12(1937)年のパリ万国博覧会、昭和32(1957)年のミラノ・トリエンナーレ国際陶芸展でのグランプリ受賞作品が含まれていることですが、これらは出品を固辞する河井に対して、川勝が河井に無断で自身のコレクションから出品したものでした。

今回の展覧会では、川勝コレクションの中でも初期から晩年にいたる河井寬次郎作品の名品約250点を一堂に展示します。また、河井と交遊関係のあった富本憲吉、バーナード・リーチ、濱田庄司ら他作家の作品も、京都国立近代美術館の所蔵品から併せてご紹介するほか、河井寛次郎記念館所蔵品等の関連資料も同時に展示いたします。この機会にぜひご高覧ください。


CHECK POINT

【関連イベント】トークショー「河井寬次郎を語る」

日時:2019年4月30日(火・休)14:00~15:00
出演:桂南光氏(落語家)、大長智広氏(聞き手/京都国立近代美術館研究員)
会場:京都国立近代美術館 1階講堂
料金:無料(展覧会の観覧券が必要です)
定員:100名(先着順受付/事前申込不要)
※当日11:00より1階受付にて整理券を配布します。整理券はひとり1枚のみお渡しします)

【関連イベント】記念講演会「河井と川勝―友情が生んだ珠玉のコレクション」

日時:2019年5月6日(月・休)14:00~15:30
講師:大長智広氏(京都国立近代美術館研究員)
会場:京都国立近代美術館 1階講堂
定員:100名(先着順受付/事前申込不要)
※当日11:00より1階受付にて整理券を配布します。整理券はひとり1枚のみお渡しします)

【関連イベント】陶工・河井寛次郎の器で楽しむお茶会

日時:2019年4月27日(土)、5月10日(金)各日10:30~/13:00~/15:00~
講師:鷺珠江氏(河井寬次郎記念館学芸員)
会場:ロームシアター京都3階 パークプラザ 会議室1
定員:各回先着10名(要申込)
料金:4,000円(税込/展覧会観覧券1枚付)
※お申し込みは、京都岡崎蔦屋書店の店頭、またはお電話(075-754-0008)にて

【関連イベント】ギャラリートーク

日時:2019年5月10日(金)、24日(金)各日18:00~19:00
講師:大長智広氏(京都国立近代美術館研究員)
会場:京都国立近代美術館 1階講堂
定員:各日20名(先着順受付/事前申込不要)
参加費:無料(展覧会の観覧券が必要です)

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