Exhibitions展覧会

松・竹・梅に鶴・亀...

縁起物として、日本のお祝い事に欠かせない植物や動物たち。
日本古来のもののほか、古くは中国に起源を持つものもありますが、それらは絵画の題材や装飾のモチーフとして、様々な形で表されてきました。

身近な動植物の性質や名前の響きに吉祥の意味を重ねて、人々は不老長寿・子孫繁栄といった幸福への願いをこめました。自然と共にいき、時に心のよりどころとしてきた日本人の心の表れでしょうか。

今回の展覧会は、千總コレクションから、そうした自然に対する願い、喜び、寿ぎの意味が込められた作品を、日本を象徴する赤・白・黒・金の4つの色と共にご紹介します。