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「生誕120年 河井寛次郎 生命の歓喜」展と鴨川散策

投稿:2011年5月31日

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2011年5月2日、京都高島屋で「生誕120年河井寛次郎 生命の歓喜」展を鑑賞してきました。
もちろんチケットプレゼントで当選したチケットで…。

河井寛次郎のまとまった作品は大山崎山荘美術館京都国立近代美術館等で鑑賞したことはあったのですが、今回のように初期から最晩年までの作品を一度に鑑賞したのは初めてです。
若い頃の作品は溌剌とした見応えがあるのですが、個人的には力強さの漲る50歳台前半の作品に感銘を受けました。筒描きの作品では小学校の図工で作成したろうけつ染めが思い出され、懐かしさの綯い交ぜになった不思議な感覚に浸っていました。

 

見終わって、高島屋の地下でお弁当を購入し、鴨川の河原へ。
河原に降り立った途端、ランチを始めている納涼床を見た家内が「あそこで食べたかった。」
河原には仲睦まじさを余すところなく表現しているカップル。そこから少し離れたところで弁当を食べ、下鴨神社まで歩くことに。

御池大橋の下にサギがいました。例によって動きません。

 

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二条大橋上流で船のモチーフの飛び石を渡り、荒神橋上流の亀のモチーフの飛び石で渡り返しました。


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ここの飛び石とは違うようですが、鴨川の飛び石は、時々ミステリードラマなどに出てきます。
他人が渡っているのを見ているときは、「若いくせにナント、モタモタ」等と思うのですが、実際に渡ってみると飛び石の間隔が微妙に広く、ちょっぴり真剣になります。もっとも子供は走って渡りますが、大人は、いい歳して走って渡るわけにもいかず…。ひっくり返ったらエラいことだし…。
河原では横笛(龍笛かな?)の練習する人が。こういうところでも京都を感じます。

 

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賀茂大橋下流には満開の兼六桜、河原は一面の菜の花です。

 

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菜の花を愛でながら、出雲路橋まで歩き下鴨神社へ。

参拝を済ませ、参道を出町柳に向かって歩いていると人集りがあります。

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近づいて見ると、翌日の本番に向けて流鏑馬(やぶさめ)の練習をしていました。馬場を駆け抜けた後、流鏑馬の練習です。
装束こそ着用していないものの凄まじい掛け声と共に矢が射られます。
命中あり、失あり。本番の流鏑馬を見たことはありませんが、本番も斯く許りかと思わせます。
何だかとっても得をした気分になった一日でした。


文責:HIPPO 編集:京都で遊ぼうART
 

 

関連リンク

生誕120年河井寛次郎 生命の歓喜 (2011/4/20-5/5 高島屋京都店 グランドホール)

河井寛次郎記念館

河井寛次郎 誕生120周年記念 特集ページ

 

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