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チャングムが生きた時代(高麗美術館)&フランス絵画の贈り物(泉屋博古館)

投稿:2015年5月 7日

「チャングムが生きた時代」展は最終日に駆け込みました。


雨にもかかわらず、大勢の駆け込みの方で大勢のご来館です。
やはり、女性客が圧倒的に多くて、韓国語をお勉強されている方など大変熱心です。
そして、やはり韓国ドラマ大好きな女性たちです。チャングムファンたちでしょうか?
トンイとかの話題漏れ聞こえましたが、マナー抜群でした。

衣装が年代別に展示されてました。
16世紀~19世紀までの伝統衣装を忠実に再現された作品はどれも鮮やかです。
刺繍も細かくて、靴や下着なども展示されてましたよ。

無論、白磁を中心に、陶器もあ って、青磁だと決めつけていた器が薄いブルーにもかかわらず
白磁だと気がつきました。
思い込みは間違いのもとです。
ええお勉強になりました。
映像コーナーでは「朝鮮王朝の服飾~18世紀の大礼服の着付けをファッションショー
に演出されていて、約15分の映像コーナーは立ち見にもかかわらず皆さんご覧になってました。
2回も繰り返しご覧の方もいらっしゃいました。

着付けの手順も分かって興味深い映像でした。
髪飾りの華やかな時代で、ドラマでは何回か観たのです。着
正装の付けは思いの外、時間をかけて丁寧にされてます。
2階の婚礼衣装もガラスケース無しでして、しっかり鑑賞出来ました。

京都市営の市バスの1ディチケットを買って上手く素早く移動できました◎
乗ったり、降りたり自由自在(笑)間違えても安心(笑)


泉屋博古館では「フランス絵画の贈り物展」が開催中です。
運良く、15時からナビゲーターによるギャラリートークの日でした。
野地耕一郎氏(泉屋博古館分館長)がお江戸からお越しでした。

そもそも~と、解説がはじまりました。
モネの作品を購入されたのを機にコレクションに火が付いたそうです。
ポスターにも掲載されているのですが…・
”120年前、日本に初めてやってきたモネの絵、公開!”
この公園はモンソー公園といって、巴里市内の西北にあるのです 。
「虎卣」の、もう片方の青銅器が展示してある、チェルヌスキー美術館もあります。
お金持ちのお屋敷も多くてハイソなエリアのエレガントな油絵です。

と、お話しはドンドン膨らんできまして、細部まで丁寧に解説して頂きました。
第三回めになる「フランス絵画の贈り物展」は近代フランス絵画史上に名を残した
画家達をフューチャー!
バルビゾン派・印象派・新印象派・エコール・ド・パリの馴染み深い作品が並びます。
40点の特別展示です。
たぶん、見たことがない作品ばかりだったと思います。
住友グループ各社で所蔵されていたのですものね。
素敵です。圧巻です。
雨の中でしたが熱心な皆さんがおい ででした。
私語など皆無で解説に熱心に聞き入っておられました。
約50分の分かり易いギャラリートークでした。
感動と共に、大きな御礼の拍手がわき起こりました。

oharu201505-2.jpg

チラシから最終日に気がつき、行動を起こし、素晴らしいギャラリートークに遭遇。
”京都で遊ぼう”でも、終了間近!とかのお知らせがあってとっても便利です。

文責:京おはるぅ~



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