夏の岡崎美術鑑賞（KATAGAMI Style&上村淳之 展）

すっかり暑くなりましたが、いかがお過ごしですか？
祇園祭も終わり夏一色の京都。
暑いせいか観光客もまばら、せっかくここまで来たのだからと、ＫＡＴＡＧＡＭＩ展
と上村淳之展両方見てきました。



まずは、ＫＡＴＡＧＡＭＩ展から。

ポスターのイメージ通り、型紙？

ここで言うＫＡＴＡＧＡＭＩは日本の型染めの、着物の小紋に代表されるような同じ図柄が繰り返されるデザインを称しているようです。
今回、海外の作品の中にその影響を見出し展示しています。
今回の展示会はある意味、展示する側の色がかなり濃く出ているように感じました。
少しこじつけとも言えなくもない展示も。そもそもパターン的な図柄はどの国にも存在するように思うのですが。

展示会のタイトル、映画と同じで難しいなあと感じました。
今回はポスターのイメージで足を運ばれるのがよいかなと思います。
展覧会のチケットの半券がクーポン代わりに使える喫茶店もあるようです。
ホームページでご確認ください。これもちょっとした楽しみとなるのでは？



あと、向かいの京都市美術館で上村淳之展やっています。
KATAGAMI Styleと両方併せて見ると割引になるようです。

こちらはごく最近の作品まで一同に展示されています。
私はポスターに代表されるような近年の作品に特に惹かれました。
これを含めあと一点、織物になった原画が展示されています。
織物の一部も展示、これが圧巻。原画の色を忠実に再現すべく実に多くの糸を使用。

暑い夏をいかに過ごすか？
美術館に喫茶店に、思い切って出かけてみませんか？

以上　そら　でした。

KATAGAMI Style －もうひとつのジャポニスム

上村淳之展－作家の眼－