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2023年度の祇園祭山鉾巡行・及び関連行事(宵山等)は本来の形にて開催予定です。
※状況によりやむを得ず予定が変更となる場合がございます。詳細・最新情報については公益財団法人祇園祭山鉾連合会及び各山鉾町のホームページ等をご確認ください。

祇園祭 2023

〜 京都の街中がミュージアム! 〜

みなみかんのんやま南観音山

「下り観音」とも呼ばれ、かつては後の祭の殿(しんがり)をつとめていた。平成24年(2012)の巡行順変更に伴い、29番目(後祭では6番目)に。その後令和5年(2023)からは隔年交代で北観音山と後祭の2番目/6番目を進むことになった。

御神体は北観音山と同じく楊柳観音像と善財童子像。この山の楊柳観音は頭から袈裟をつけて座った姿をしているが、これは瞑想中の様子を表す。天明の大火により頭胸部のみが残り、江戸時代に童子像と共に補作された。

「北観音山の観音様は男だが、南観音山の観音様は女性である」という言い伝えがあり、巡行前日の23日深夜にはこの楊柳観音像を御輿に縛りつけ町内を3週する儀式「あばれ観音」が行われる。「北観音山の観音への恋心を鎮める」などいわれは様々だが、定かではない。

巡行には柳の大枝を差し、山の四隅には菊竹梅蘭の木彫薬玉をつける。
下水引は加山又造原画による飛天図。その下に絢爛豪華なペルシャ絨毯を掛け、見事なコントラストとなっている。

ご利益:厄除け・疫病除け
授与品:粽、手ぬぐい、うちわ、土鈴、扇子など

鉾建て:18日8:00~
曳き初め:20日15:00~
会所公開:21-23日11:00~17:00
売店:14-16日11:00~17:00/17日11:00~14:00
   21-23日12:00~21:00
御朱印:21-23日12:00~21:00
鉾搭乗:21-23日11:00~17:00

あばれ観音:23日23:30~0:30頃
※日和神楽後の深夜に行います