Exhibitions展覧会

宮木亜菜《Lemmon-1》2016年
宮木亜菜《Lemmon-1》2016年
宮木亜菜《SHEETS》2018年
宮木亜菜《SHEETS》2018年
宮木亜菜《SHEETS》2018年 撮影:花田憲一(花田写真事務所)
宮木亜菜《SHEETS》2018年 撮影:花田憲一(花田写真事務所)

【ザ・トライアングル】宮木亜菜:肉を束ねる

京都ゆかりの作家を中心に新進作家を育み、京都市京セラ美術館を訪れる方々が気軽に現代美術に触れる場となることを狙いとしている展示スペース「ザ・トライアングル」。今回は自身のからだを素材として扱い、自らが展示室に滞在するインスタレーションやパフォーマンスの形式で作品を発表しているアーティスト・宮木亜菜を紹介します。

宮木は、日々の生活で生じる変化や生への葛藤が制作の原点にあり、肉体と物質との関わりによって生じる相互作用を考察しています。

今回の展覧会においても、展示の一部として毎週日曜日にパフォーマンスを行い、自身の肉体とモノ―鉄、布、粘土―の間で行き来する力を、それぞれの作品を通して可視化しようとします。そこで図らずも露わになるのは、強さと弱さ、女性らしさと男性らしさ、醜美など、わたしたちがからだに対して抱くイメージの固定観念です。
理想的なからだではない、もっと生温かくて傷つきやすい、実感を伴う身体性への追求をご覧ください。

宮木亜菜

1993年大阪府生まれ。2016年にロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アート パフォーマンス専攻に交換留学。2018年京都市立芸術大学大学院修士課程美術研究科彫刻専攻修了。現在、京都府在住。
近年の主な展覧会に「類比の鏡」(山中suplex、2020年)、「transmit program 2020」(京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA、2020年)、「ゲンビどこでも企画公募2018」(広島市現代美術館、2018年)など。2017年度京都市立芸術大学作品展オリジン賞、2014年度京都市立芸術大学作品展奨励賞を受賞。

展覧会概要

期間 2021/06/29(火) 〜 2021/10/10(日)
会場・開催場所 京都市京セラ美術館
ザ・トライアングル
時間 10:00~18:00
休館日 月曜日(祝日の場合は開館)
料金 無料
注意事項等

※新型コロナウイルス感染症対策のため、来場の際はマスクの持参・着用、手指の消毒等にご協力をお願いいたします。
※状況によりやむを得ず予定が変更となる場合がございます。最新情報は施設の公式ホームページ等をご確認ください。

お問い合わせ TEL:075-771-4334075-771-4334
ホームページ https://kyotocity-kyocera.museum/

関連アートイベント

関連記事

該当する記事はございません。