Exhibitions展覧会

特集展示「神像と獅子・狛犬」

2020/01/02(木) 〜 2020/03/22(日)

京都国立博物館 

今に残る神々の像は、バラエティに富んだ多彩な姿をしています。また、その神様を守る獅子や狛犬たちも時代によってさまざまに姿を変化させてきました。仏像とは一味違う神像や、どこか愛らしい獅子・狛犬たちの姿をご堪能下さい。

獅子・狛犬 峰定寺伝来 京都国立博物館蔵

我々のご先祖さまは、神さまをどのような姿と考えていたのでしょうか。

今に残る神々の像は、さまざまな姿をしています。京都・薭田野神社の男神坐像のように、冠をかぶって袍をまとい、笏を手にした貴族のような姿のものあり、大将軍八神社の武装形神像のように、甲冑をまとって怒りの表情をうかべているものあり、その姿はバラエティーに富んでいます。

一方、その神さまをまもる役目をもった獅子・狛犬たちも、時代によってその姿は変化します。たとえば滋賀・御上神社のもののように、平安時代後期のものは穏やかで、たてがみも流れるようにあらわされています。それが鎌倉時代になると、おなじく滋賀・大宝神社の例のように、写実的で荒々しくなるというように、仏像と同様の変化をみせます。
ちなみに京都国立博物館所蔵のものは、その中間の時期に位置します。

仏教像とは一味違った魅力を持つ神像、どこか愛らしい、獅子・狛犬たち。そのすがたを、どうぞご堪能ください。

※新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、2月27日(木)より京都国立博物館は当面全面休館となります。
それに伴い、本展も一時公開中止となります。詳細は京都国立博物館のホームページをご確認ください。

展覧会概要

期間 2020/01/02(木) 〜 2020/03/22(日)
会場・開催場所 京都国立博物館
時間 9:30~17:00
※金・土曜は20:00まで(3月6・7日、13・14日は除く)
※入館は閉館30分前まで
休館日 月曜日(祝日の場合は開館、翌火曜日休館)
年末年始(12月24日~1月1日)
料金 一般:520円(410円)
大学生:260円(210円)
注意事項等 ※()内は20名以上の団体料金 ※高校生以下・満18歳未満、満70歳以上の方は無料 ※障害者の方とその介護者1名は無料(障害者手帳などをご提示ください) ※キャンパスメンバーズ(含教職員)は無料(学生証または教職員証をご提示ください)
お問い合わせ TEL:075-525-2473075-525-2473
(テレホンサービス)
ホームページ https://www.kyohaku.go.jp/

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