Exhibitions展覧会
セカイノコトワリ―私たちの時代の美術
1990年以降の世界はグローバル化が進み、人々の現在地が問われ続ける社会となりました。本展では、そんな「私たちの時代」に生まれた現代美術に注目。京都国立近代美術館が近年収蔵した90年代以降制作の作品から、国際的に活躍する実力派から気鋭の若手まで20名のアーティストによる実践を紹介し、日本の現代美術表現を見つめ直します。
1990年頃~2020年代は、「失われた30年」と称され、日本社会は不景気や震災、国際紛争、インターネットの普及など、社会や生活上の変化を目の当たりにする時代でした。
また、急速なグローバル化により海外での作品発表機会が増えたことで、活動拠点を海外に移すアーティストも多く現れました。各作品には、こうした時代背景が反映されています。
特に1990年代以降、現代美術の主流となったのが、多様な素材で空間を構成するインスタレーションや、写真・映像メディアを用いた表現でした。本展では、これまで作品の性質上展示の機会が限られていたインスタレーションの重要作品を紹介。オリジナルが完全な形で現存する希少な作例や、約20年ぶりの展示となる作品が登場します。
また、本展のために美術館の空間にあわせて制作された新作や、10年前の「PARASOPHIA:京都国際現代芸術祭2015」で発表された作品のとその続編となる新作も発表します。
また、本展では作品を読み解く手がかりとして「アイデンティティ」「身体」「歴史」「グローバル化社会」といったキーワードを設定。これを通じて、現代社会を生きるアーティストそれぞれの思考や実践のアウトプットとしての作品を、「海図」のような物語として描き出すことを試みます。
展覧会のタイトル「セカイノコトワリ」には、未知のものに対して安易な解釈や意味づけを保留しつつ、自らの思考を更新していく態度という意味が込められています。
アーティストそれぞれの視点で現代の世界を捉えた、生成AIや人工知能では答えられない「セカイノコトワリ」へと観る人を導く作品を、ぜひご高覧ください。
出品作家(50音順)
青山悟、石原友明、AKI INOMATA、小谷元彦、笠原恵実子、風間サチコ、西條茜、志村信裕、高嶺格、竹村京、田中功起、手塚愛子、原田裕規、藤本由紀夫、古橋悌二、松井智惠、宮島達男、毛利悠子、森村泰昌、やなぎみわ
PODCAST
展覧会概要
| 期間 | 2025/12/20(土) 〜 2026/03/08(日) |
|---|---|
| 会場・開催場所 |
京都国立近代美術館
|
| 時間 | 10:00~18:00(金曜日は20:00まで) ※入館は各日閉館30分前まで |
| 休館日 | 月曜日(ただし祝日の場合は開館)、年末年始(12/30~1/3)、1/13(火)、2/24(火) |
| 料金 | 一般:1,500円(1,300円) 大学生:700円(600円) ※()内は20名以上の団体料金 ※高校生以下・18歳未満、心身に障がいのある方と付添者1名、ひとり親家庭の世帯員の方は無料(受付にて証明できるものをご提示ください) ※上記料金でコレクション展もご覧いただけます。 |
| 注意事項等 | 状況により、やむを得ず予定が変更となる場合がございます。最新情報は京都国立近代美術館のホームページをご確認ください。 |
| お問い合わせ | TEL:075-761-4111075-761-4111 |
| ホームページ | https://www.momak.go.jp/ |
