Exhibitions展覧会

竹内栖鳳《猛虎》通期展示
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竹内栖鳳《金獅子図》通期展示
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竹内栖鳳《海光清和》前期展示
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幸野楳嶺《蓮華之図》通期展示
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都路華香《好雨帰帆図》通期展示
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村上華岳《墨繪牡丹圖》後期展示
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橋本関雪《後醍醐帝》(左隻)通期展示
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橋本関雪《後醍醐帝》(右隻)通期展示
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栖鳳の時代 ~匂いまで描く

2021/03/01(月) 〜 2021/04/11(日)

福田美術館 

伝統文化を千年以上に渡って育んできた街・京都が生んだ日本画の天才・竹内栖鳳。匂いや音・湿気までも感じられると言われ一世を風靡したその作品を紹介する展覧会です。

幕末に起きた戦火で中心地が焼け野原と化したことに加え、天皇が江戸へ居を移したことにより、明治維新頃の京都は荒廃していました。そんな時勢の中で生まれ育った竹内栖鳳は、まず江戸時代から続く日本画の技法の中でも主流であった四条派の絵を学び、その後、円山派や狩野派、南画など他の伝統的な画風をも身につけ、さらにはターナーやコローなど、当時最新の西洋画や写真の要素までも貪欲に取り入れます。

栖鳳が目指したのは、「省筆」という描き方。それは対象の全てを丹念に写し取るのではなく、選び抜かれた筆の跡のみ画面に残すというものでした。画面上にとられた余白は人々の想像力に訴えかけ、栖鳳が生涯愛した俳句の世界に通じるものがありました。

また、栖鳳は京都画壇の中心的存在を担う傍らで、後進の育成にも努めました。栖鳳の下からは、橋本関雪、徳岡神泉、村上華岳、小野竹喬、池田遙邨など、優れた画家が数多く世に出ました。

今回の展覧会では、栖鳳の動物画と風景画の大作をはじめ、師匠の幸野楳嶺(1844-1895)や、栖鳳と共に四天王と称された菊地芳文・都路華香・谷口香嶠ら同輩たち、栖鳳に刺激を受けた京都市立美術工芸学校の画学生や個性豊かな弟子たちの作品もご紹介します。
また、栖鳳が活躍した当時に用いられた絵具も展示いたします。
かつてアトリエがあったここ嵐山で、栖鳳たちが駆け抜けた時代の息吹を感じて頂ければ幸いです。

※この展覧会は前後期制です。一部展示替となる作品がございます。
【前期】3/1(月)~3/22(月)【後期】3/24(水)~4/11(日)

展覧会概要

期間 2021/03/01(月) 〜 2021/04/11(日)
会場・開催場所 福田美術館
時間 10:00~17:00(最終入館は16:30まで)
休館日 火曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)
料金 一般・大学生:1,300円(1,200円)
高校生:700円(600円)
小中学生:400円(300円)
障がいのある方と介添人1名まで:700円(600円)

【嵯峨嵐山文華館との共通券】
一般・大学生:2,000円
高校生:1,000円
小中学生:550円
障がいのある方と介添人1名まで:1,000円

※()内は前売(日時指定オンラインチケット)、20名以上の団体料金
※学生の方は学生証、障がいのある方は障がい者手帳など証明できるものを受付にてご提示ください。
※幼児無料
注意事項等

※新型コロナウイルス感染症対策のため、来場の際はマスクの持参・着用、手指の消毒等にご協力をお願いいたします。
※状況により、やむを得ず予定を変更する場合がございます。最新情報は美術館のWebサイト、SNSなどでご確認ください。

お問い合わせ TEL:075-863-0606075-863-0606
FAX:075-863-0607
E-Mail info@fukuda-art-museum.jp
ホームページ https://fukuda-art-museum.jp/

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