Exhibitions展覧会

岸田劉生《外套着たる自画像》1912(明治45)年、京都国立近代美術館
岸田劉生《外套着たる自画像》1912(明治45)年、京都国立近代美術館
岸田劉生《壺》1917(大正6)年、京都国立近代美術館
岸田劉生《壺》1917(大正6)年、京都国立近代美術館
岸田劉生《壜と林檎と茶碗》1917(大正6)年、京都国立近代美術館
岸田劉生《壜と林檎と茶碗》1917(大正6)年、京都国立近代美術館
岸田劉生《麗子裸像》1920(大正9)年、京都国立近代美術館
岸田劉生《麗子裸像》1920(大正9)年、京都国立近代美術館
岸田劉生《舞妓図(舞妓里代之像)》1926(大正15)年、京都国立近代美術館
岸田劉生《舞妓図(舞妓里代之像)》1926(大正15)年、京都国立近代美術館
岸田劉生《大連星ヶ浦風景》1929(昭和4)年、京都国立近代美術館
岸田劉生《大連星ヶ浦風景》1929(昭和4)年、京都国立近代美術館

新収蔵記念:岸田劉生と森村・松方コレクション

京都国立近代美術館では、2021年3月、岸田劉生の作品42点を一括収蔵しました。それを記念して開催するこの展覧会では、所蔵の岸田劉生作品を全てまとめて公開するとともに、劉生の顕彰におけるコレクションの役割をも振り返ります。

この度新たに収蔵した岸田劉生作品は、全てひとりのコレクターの所蔵品です。今回の新収蔵により、京都国立近代美術館は油絵24点、⽔彩画6点、⽇本画9点を含む約50点を所蔵することになりました。これは点数が充実しただけではありません。劉⽣画業の初期から晩年(「銀座時代」「代々⽊・⽟川時代」「鵠沼時代」「京都時代」「鎌倉時代」)まで各時期の画⾵をそろえ、その流れをたどることができるだけでなく、⾃画像・肖像画・宗教画・⾵景画・静物画・⾵俗画(芝居絵)といった各領域を網羅し、版画や彫刻をも含めた劉⽣の創作活動全体を展望できる内容となったのです。
今回、そのすべてを一堂に公開します。

併せて、岸田劉生作品の中でも代表的な《外套着たる⾃画像》や《舞妓図(舞妓⾥代之像)》、《⼤連星ヶ浦⾵景》等の旧蔵者だった森村義⾏と、その弟で《壜と林檎と茶碗》の旧蔵者であった松⽅三郎や、劉⽣の最⼤の⽀援者だった芝川照吉にも着⽬し、劉⽣の顕彰におけるこうしたコレクションの役割をも振り返ります。
また、旧森村・松方コレクションからは北斎の浮世絵などを、芝川コレクションからは青木繁の名作《女の顔》も公開します。この機会にご高覧ください。

展覧会概要

期間 2022/01/29(土) 〜 2022/03/06(日)
会場・開催場所 京都国立近代美術館
時間 9:30~17:00(金・土曜日は20:00まで)
休館日 月曜日
料金 一般:1,500円(1,300円)
大学生:1,100円(900円)
高校生:600円(400円)
※()内は20名以上の団体料金
※中学生以下、心身に障害のある方と付添者1名、及び⺟⼦家庭・⽗⼦家庭の世帯員の⽅は無料(入館時に証明できるものをご提示ください)
※上記料金にてコレクション展もご覧いただけます
注意事項等
  • 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、来場の際はマスクの持参・着用、検温、手指の消毒等にご協力をお願いいたします。
  • 状況により、やむを得ず予定が変更となる場合がございます。最新情報は京都国立近代美術館のホームページをご確認ください。
お問い合わせ TEL:075-761-4111075-761-4111
ホームページ https://www.momak.go.jp/Japanese/exhibitionArchive/2021/445.html

関連アートイベント

関連記事

該当する記事はございません。