Exhibitions展覧会

《小袖 白綸子地立木薔薇模様》19世紀初期 株式会社千總ホールディングス蔵
《小袖 白綸子地立木薔薇模様》19世紀初期 株式会社千總ホールディングス蔵
重要文化財 岸竹堂《大津唐崎図》1875年 株式会社千總ホールディングス蔵
重要文化財 岸竹堂《大津唐崎図》1875年 株式会社千總ホールディングス蔵
重要文化財 円山応挙《写生図巻(甲巻)》(部分)1771-72年 株式会社千總ホールディングス蔵
重要文化財 円山応挙《写生図巻(甲巻)》(部分)1771-72年 株式会社千總ホールディングス蔵
幸野楳嶺下絵《友禅染裂 御簾に大菊》1890年 株式会社千總ホールディングス蔵
幸野楳嶺下絵《友禅染裂 御簾に大菊》1890年 株式会社千總ホールディングス蔵
神坂雪佳《草花図》20世紀初頭 株式会社千總ホールディングス蔵
神坂雪佳《草花図》20世紀初頭 株式会社千總ホールディングス蔵
神坂雪佳原画《きもの シルエット琳派百花ブルー》2015年 株式会社千總ホールディングス蔵
神坂雪佳原画《きもの シルエット琳派百花ブルー》2015年 株式会社千總ホールディングス蔵
森口華弘《友禅訪問着「彩華」》1985年 京都国立近代美術館蔵
森口華弘《友禅訪問着「彩華」》1985年 京都国立近代美術館蔵

きもののヒミツ 友禅のうまれるところ

2025/07/19(土) 〜 2025/09/15(月)

京都国立近代美術館 

装いとして、また美術品として国内外で熱い視線を集め、”Wearable Art(着るアート)”とも称される「きもの」。本展では主にそのデザインにスポットを当て、江戸時代以降の友禅染ときものを中心にその歴史と変遷をたどります。

江戸時代半ば以降、繊細で華麗な表現ができる友禅染の技術によって、その意匠は豊かな発展を遂げました。幕末になるとパターン構成の形式化が進みますが、明治時代以降の京都においては日本画家の構想力や空間構成を活かした新たな染織図案が生み出され、斬新なデザインが次々と出現しました。こうしたきものの制作現場では、当時も現在も、平面に描いた下絵から染色図案になる過程で、着用して立体となることを想定した応用や調整の手が加えられてきました。ここに“きもののヒミツ”がひそんでいるのです。

本展では、京友禅の老舗として創業470年を数える株式会社千總ホールディングスの所蔵品を中心に、近世から近代のきものの優品や、明治・大正期の流行を反映した多彩な友禅裂地、きもののファッションブック・雛形本などの資料を展示します。
さらに円山応挙から始まる京都画壇の展開と染織図案の関わり、図案を染織作品へと応用する過程、染織図案の流行がほかの工芸品と共有するものであったことも紹介。
これまでにない視点から“きもののヒミツ”に迫ります。

日本の美意識を象徴するきものと友禅デザインの世界を、この機会にお楽しみください。

展覧会概要

期間 2025/07/19(土) 〜 2025/09/15(月)
会場・開催場所 京都国立近代美術館
時間 10:00~18:00(金曜日は20:00まで)
※入館は各日閉館30分前まで
休館日 月曜日(ただし7/21、8/11、9/15は祝日のため開館)、7/22(火)、8/12(火)
料金 一般:2,000円(1,800円)
大学生:1,300円(1,100円)
高校生:600円(400円)
※()内は前売、および20名以上の団体料金です。
※上記料金でコレクション展もご覧いただけます。
※中学生以下、心身に障がいのある方と付添者1名、ひとり親家庭の世帯員の方は無料(入館時に証明できるものをご提示ください)
※その他企画チケットについては、展覧会の公式サイトをご確認ください。
注意事項等 状況により、やむを得ず予定が変更となる場合がございます。最新情報は展覧会の公式サイト、SNS、および京都国立近代美術館のホームページをご確認ください。
お問い合わせ TEL:075-761-4111075-761-4111
ホームページ https://www.yomiuri-osaka.com/lp/kimono/

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