Exhibitions展覧会
井田幸昌展「Panta Rhei|パンタ・レイ − 世界が存在する限り」
画家・現代美術家の井田幸昌の、初の国内美術館での個展です。井田の故郷・鳥取の米子市美術館から始まり、今回画家を目指すきっかけを作った京都の京都市京セラ美術館へ巡回します。
タイトルの「パンタ・レイ」とは、「万物は流転する」を意味する古代ギリシャの哲学者ヘラクレイトスの言葉です。井田は一貫して「一期一会」を自身の創作テーマとし、移り行く時の中で存在する様々なもの・ひと・ことの存在と関係性を一つ一つ拾い集め、自身の感じたリアリティを表現してきました。これはヘラクレイトスの言葉に通じるものであり、さらに本展に対する「これまでのキャリアの集大成であると共に、新しい始まりでもある」という井田の思いが展覧名に込められています。
京都展では、国際的に活躍するキュレーター、ジェローム・サンス氏がキュレーションを担当し、鳥取展とは構成・内容を一部変更して展示します。これまで井田が手掛けてきた絵画やブロンズ像・木彫、絵日記のように日々を綴った《End of today》シリーズ、家族や有名人、著名人をモチーフに描いた《Portrait》シリーズなどの代表作から最新作まで、約350点のラインナップで井田のこれまでの活動を紹介します。
卓越した画力と色彩感覚の絵画、絵肌を感じさせる立体作品など、一貫したコンセプトのもとで多彩な表現を行っている井田幸昌。この時、この場所でしか出会えない井田の芸術世界、そして「変わり続けるもの」「変わらないもの」を、この機会にご堪能ください。
井田幸昌
1990年鳥取生まれ。2019年東京藝術大学大学院油画終了。2016年現代美術振興財団主催の「CAF賞」にて審査員特別賞受賞。2017年にはレオナルド・ディカプリオ財団主催のチャリティオークションに史上最年少で参加。2018年Fobes JAPAN主催「30 UNDER 30 JAPAN」に選出。2021年にはDiorとのコラボレーションを発表するなど多角的に活動。同年には日本の民間人として初めて宇宙に滞在した前澤友作氏により、作品《End of today -L’Atelier du peintre-(画家のアトリエ)》が国際宇宙ステーション(ISS)に持ち込まれ、永久収蔵されたことで注目を集めた。2022年には故郷・鳥取県より鳥取県文化奨励賞を受賞。多方面で躍進を続ける。
展覧会概要
期間 | 2023/09/30(土) 〜 2023/12/03(日) |
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会場・開催場所 |
京都市京セラ美術館
本館南回廊2階 |
時間 | 10:00~18:00(入場は17:30まで) |
休館日 | 月曜日(祝日の場合は開館) |
料金 | 一般:1,800円(1,600円) 大学・高校生:1,500円(1300円) 中学生以下無料 ※()内は20名以上の団体料金 ※学生料金でのご入場時は学生証をご提示ください ※障害者手帳をご提示の方と介護者1名は無料 【親子連れ無料の日】 11/11(土)は親子連れの方(小学生以下のお子さま1名につき同伴者1名)は入場無料となります。 |
注意事項等 | 状況により、やむを得ず予定が変更となる場合がございます。最新情報は展覧会公式サイト、京都市京セラ美術館のホームページをご確認ください。 |
お問い合わせ | TEL:075-771-4334075-771-4334 |
info@ida-2023.jp | |
ホームページ | https://ida-2023.jp/ |
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