Exhibitions展覧会
百人一首と清少納言『枕草子』
日本最古の随筆『枕草子』の作者であり、紫式部と並んで平安中期を代表する女流文学者と知られる清少納言。その魅力と素顔に、『枕草子』誕生の歴史的背景や秘められた思いを探りながら、清少納言の和歌や歌仙絵、当時の装束などの視点から迫ります。
日本最古の随筆『枕草子』の作者である清少納言は、『源氏物語』の作者・紫式部とともに平安中期を代表する女流文学者として知られています。また、和歌の名門に生まれた彼女は、父・清原元輔、曽祖父・清原深養父とともに百人一首にも選ばれており、「夜をこめて 鳥のそら音ははかるとも よに逢坂の関は許さじ」という漢学の素養を発揮した和歌を残しています。
今回は、『枕草子』誕生の歴史的背景や作者の秘められた思いを探るとともに、清少納言の和歌や歌仙絵、当時の装束、そして紫式部との関係などの視点から、清少納言の魅力や素顔に迫ります。
【展覧会監修】山本淳子
平安朝文学研究者、京都学園大学人文学部歴史文化学科教授。金沢市生まれ。京都大学博士(人間・環境学)。『源氏物語の時代-一条天皇と后たちのものがたり』(朝日新聞社・2007年)にてサントリー学芸賞(芸術・文学部門)を受賞。著作はほかに『紫式部集論』(和泉書院・2005年)、林真理子氏との共著『誰も教えてくれなかった「源氏物語」本当の面白さ』(小学館・2008年)、『私が源氏物語を書いたわけ』(角川学芸出版・2011年)、『平安人の心で「源氏物語」を読む』(朝日新聞出版・2014年)など。
展覧会概要
期間 | 2016/06/21(火) 〜 2016/08/21(日) |
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会場・開催場所 |
嵯峨嵐山文華館
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時間 | 10:00~17:00(入館は16:30まで) |
休館日 | 月曜日(祝日の場合は開館、翌平日休館) |
料金 | 一般:500円(400円) 小中学生:300円(250円) |
注意事項等 | ※()内は20名以上の団体料金 ※障害者手帳などをお持ちの方は無料(介護者含む) |
お問い合わせ |
TEL:075-882-1111075-882-1111
FAX:075-882-1103 |
ogura@kyo.or.jp | |
ホームページ | http://www.shigureden.or.jp/ |
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