Exhibitions展覧会
川内倫子「Cui Cui + as it is」/潮田登久子「冷蔵庫+マイハズバンド」Supported by KERING'S WOMEN IN MOTION【KYOTOGRAPHIE 2024】
「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2024」のメインプログラム。今回は、1970年代から活動を続ける日本を代表する女性写真家・潮田登久子と、1970年代に生まれ近年注目を集めている写真家・川内倫子による、世代を超えた二人の女性写真家による対話的な展覧会です。潮田は自身や知人らの冷蔵庫を定点観測した「冷蔵庫/ICE BOX」と結婚・出産まもないころの家族の風景を写した「マイハズバンド」を展示。川内は祖父の死を含めた13年間の家族アルバムである「Cui Cui」と、自身の出産と3年間の子育てを経て見つめた子どもの姿や身近な風景を収めた「as it is」を展示します。
潮田登久子
1940年東京都生まれ。1963年桑沢デザイン研究所リビングデザイン研究科写真専攻卒業。同研究所で写真家・石元泰博、大辻清司の指導を受け、写真家の道に進む。1966年から1978年まで桑沢デザイン研究所及び東京造形大学で写真の講師を務めた後、1975年頃よりフリーランスの写真家となる。
代表作に、さまざまな家庭の冷蔵庫を撮影した『冷蔵庫/ICE BOX』、書架に在る書籍を主題とした『本の景色/BIBLIOTHECA』などがある。2018年に土門拳賞、日本写真協会作家賞、東川賞国内作家賞、2019年に桑沢特別賞受賞。
2022年、写真集「マイハズバンド」がParis Photo–Aperture PhotoBook Awards、審査員特別賞受賞。
川内倫子
1972年滋賀県生まれ。2002年に『うたたね』『花火』で第27回木村伊兵衛写真賞受賞。2023年にソニーワールドフォトグラフィーアワードのOutstanding Contribution to Photography(特別功労賞)を受賞するなど、国際的にも高い評価を受け、国内外で数多くの展覧会を行う。
主な著作に『Illuminance』(2011)、『あめつち』(2013)、『Halo』(2017)など。近刊に写真集『やまなみ』(2022)「いまここ」(2023、谷川俊太郎との共著)がある。2022-2023年に東京オペラシティ アートギャラリーと滋賀県立美術館で個展「川内倫子:M/E--球体の上 無限の連なり」を開催した。
※この展覧会は、ケリング社の「ウーマン・イン・モーション」の支援を受けています。「ウーマン・イン・モーション」は、芸術や文化の分野で活躍する女性に光を当てることを目的に2015年に発足。以来、様々な芸術分野における女性の地位や認識について理解を深め、変化を促すためのプラットフォームになっています。
同時開催
※同会場・同会期での開催となります。双方の展示をご覧いただけるお得なセット券もございます。
展覧会概要
期間 | 2024/04/13(土) 〜 2024/05/12(日) |
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会場・開催場所 |
京都市京セラ美術館
本館 南回廊 2階 |
時間 | 10:00~18:00(入場は17:30まで) |
休館日 | 4/15(月)、4/22(月) |
料金 | 【単館チケット】 大人:1,200円 学生:1,000円(要学生証) 【川田喜久治展とのセットチケット】 大人:2,000円 学生:1,600円(要学生証) ※中学生以下・障害者手帳をご提示のご本人様と同伴者1名は無料 ※パスポートでの入場は会期中1回のみ有効(エクスプレス・パス利用者を除く) |
注意事項等 |
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info@kyotographie.jp | |
ホームページ | https://www.kyotographie.jp/programs/2024/tokuko-ushioda/ |
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