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おくやみ―スティーブ・ジョブズ氏が死去

スタッフ1号

スタッフ1号 (2011年10月 6日 08:05)

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10月5日、先日健康上の理由からAppleのCEO職退き、会長に就任していたスティーブ・ジョブズ氏が亡くなったとの速報がありました。56歳。


Apple.comにも声明が掲載されています。


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Appleは将来を見通す能力を持ち、創造性に溢れた天才を、素晴らしい人物を失いました。

Steveを知り、彼と共に働くことが出来た幸運な人は、最愛の友でありインスピレーションを与えてくれる助言者を失いました。

Steveは彼しか作り得なかった企業を残し、彼の魂は永遠にAppleの礎となるでしょう。


apple.comでは「思い出やお悔やみを共有したければrememberingsteve@apple.comにメールを下さい」とあります。


思い返せば、iPodを買ったのがAppleとの最初の出会いでした。お気に入りの曲を焼いたCDRブックとCDプレーヤーとを持ち歩いていた僕は、これをもう少しコンパクトにまとめられないものかと思っていました。そんなときiPodなるものがあると聞き、自分の音楽ライブラリがそこにまるまる入ってしまうと知ったときは、最高にクールな製品だと思いました。


当時のiPodはとても壊れやすく、データ読み込みの不具合もまだ多かったように思います。でもAppleは新製品の発表ごとにしっかり不満を解消し、製品を使うユーザーの生活が少しでもよくなるようにと努力していたように思います。実際、今発売されているiPod Classicはもう年単位でアップデートされていません。Appleは、僕がiPodをはじめて手にしたときから6年という短い期間で、音楽を聴くための機械を「完成させた」のだと思っています。


iPod以降、Appleはスマッシュヒットを続け、世界のどんな企業よりも勢いのある企業になりました。必ずしも彼らに独創性があったわけではないと思います。パソコンも、スマートフォンも、音楽プレーヤーも、Appleが発売する以前から存在していた概念です。でもそれらを最高のものに仕立て上げる才能を彼らは持っていたと思います。それはAppleの新製品が発売された後、Appleもどきの製品群が溢れる様から見て取れます。でもいつだって真似し切れたものは出て来なくて、やっぱりAppleの製品が最高ということになるのです。


僕の携帯電話兼音楽プレーヤーはiPhone3GSですし、タブレットはiPad2、家にはMac miniが置いてあり、USTREAMはMacbook Proで配信しています。そのどれか一つが欠けても、僕の生活は昨日と違ってしまいます。もちろん、なくてもこれまで生きてこれたんだから、なければなくてもいいですよ。でも、手元にあってほしい、そこにいてほしい。そんな風に思う製品が他にいくつあるでしょう?


海の向こうにいる会ったこともない人が創り上げた製品に、ここまで心奪われるとは思いませんでした。そしてその会ったこともない人が海の向こうで亡くなったことにこんなにショックを受けるとは思いませんでした。これまで素晴らしい製品を手がけてきたスティーブ・ジョブズの冥福を心からお祈り致します。


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