1号です。行ってきました!すっごくいいライブでした!

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【ライヴレポート】10/16 長谷川健一+石橋英子ライブ【@きんせ旅館】

スタッフ1号

スタッフ1号 (2010年10月18日 09:06)

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1号です。行ってきました!すっごくいいライブでした!


ライブレポート

開演時間ぎりぎりに到着。はじめてのきんせ旅館。戸を引き、土間を通り、チケットを買って中に入ると、ちょっとしたタイムトラベルをした気分になりました。床や壁、建物だけじゃなく、置いてあるもの全てが古い。まさにアンティーク。そして会場の全ての電気がついているにもかかわらず、暗い。なんだか夢でも見ているようなぼんやりとした心地の中、ハセケンさんと石橋英子さんが入場。たまたまハセケンさんの真正面、正中線上にある席に座ることになり、ちょっと緊張しました。

1曲目、『震える牙、震える水』から「何処かへ」。古い空間に今生み出された音楽が満たされていきます。そして「絶景」。ハセケンさんの、声の伸びにみんなが聴き入る。石橋さんのppの本当に小さく美しいこと。そして、「荒野の果てに」。讃美歌としても歌われるクリスマス・キャロルを、温かい歌声と瑞々しいピアノの音が再構築する。これは早くも今夜のハイライトだなあ、と惚れ惚れとしてしまいます。「ユリイカ」「鳥のように」「いつか全てが」で第1部終了。

休憩。MCでハセケンさんが「カレーがあるそうなので僕はそれを食べます」と言ったので、みんなこぞってカレーを注文。フードは音楽とうどんカリーの店VoNNによるもの。鶏とトマトと玄米のカレー。大変おいしかったです。

第2部は長谷川健一による石橋英子のカバー(曲名失念)からスタート。次に「白い旗」。そしてニューアルバムの表題曲「震える牙、震える水」。この曲、よく聴いたら伊坂幸太郎の『重力ピエロ』にちょっと世界観が似てるのね。火をつけてまわる若者、生まれたことからは逃げられないという事実。孤独で美しくも寂しい歌だけど、ハセケンさんが歌うからこそ救いがあります。石橋さんのコーラスがたいへん透明感のある「ふたり」、「夜明け前」、そして「航海」でライブ終了。

あたりにひろがる夜のように、静かで、美しいライブでした。カレーもおいしかったし、言うことなしでした。


おまけ:正しいきんせ旅館への行き方


MCでハセケンさんも「迷った」といい石橋さんに至っては「タクシーでぐるぐるまわった」(運ちゃんでもわからへんのかい!)というきんせ旅館。確かに分かりづらい場所にあります。1号もはじめての会場だったので、正直少し迷いました。そこで、間違わずにきんせ旅館に行ける道順を考えてみました。


1,まず五条千本(丹波口駅前)に行きます。
2,そこから中央市場の壁に沿って下がり(南下)ます。
3,市場の敷地が切れたところで左折します。
4,1つめの角を右折します。「ほんとにこんなところにあるのかなあ」と不安になりましょう。
5,直進して2つ目の角を左折します。
6,すると白地に黒文字でひらがな三文字が書かれた看板があるので「やった!『き・ん・せ』だな!見つけた!」と思うのですが、実は「さんき」と書いているので「アレ?」と思います。
7,おかしいなぁ」と思いながらふと右を見ると、きんせ旅館があります。


どうでしょう!迷うところも含めて完璧な道順だと思うのですが!

きんせは本当に雰囲気のあるいいお店で、迷う労力を払ってでも行く価値があります!イベント会場としてだけでなく、カフェ・バーとしても営業してますので、お近くにお立ち寄りの際にはぜひ、他では味わうことの出来ないあの空間を体験しに行ってくださいね!


震える牙、震える水
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