【おんがくガジェット話】iPhone,次期iOSアップデートでついにAVRCPに完全対応！Bluetooth祭りがはじまる！

どうも！また連載をはじめてしまう1号です！その名も「おんがくガジェット話」！略してOngadgetとか書くと、どこかのサイトに似てて冷や汗が流れます！

さて、表題の件。このニュースを待ちに待ってた人も多いのではないでしょうか？実は1号もそのひとりです。ついに、やっと、iPhoneがAVRCPに完全対応するようです（注：確定ではありませんが）。Bluetooth厨ファンは大はしゃぎですね。

京遊MUSICはiPhoneからの閲覧率がけっこう高いのですが、中には「Bluetooth？AVRCP？完全対応？なんのこっちゃ？」という方も多いはず。ここでは、iPhone＋Bluetoothによる快適環境をご提案したいと思います！

Bluetoothってなんだ？

Bluetooth（ブルートゥース、ブルーツース）は、デジタル機器用の近距離無線通信規格の1つである。
数mから数十m程度の距離の情報機器間で、電波を使い簡易な情報のやりとりを行うのに使用される。（中略）PC（主にノートパソコン）等のマウス、キーボードをはじめ、携帯電話、PHS、スマートフォン、PDAでの文字情報や音声情報といった比較的低速度のデジタル情報の無線通信を行う用途に採用されている。Wikipediaより引用

まあざっくり言うたら電子機器間での無線技術のことです。たとえばオーディオプレーヤーにBluetoothを使うと、ヘッドフォンとプレーヤーをつなぐケーブルが必要なくなります。iPodなんか毎回イヤホンを外してケーブル巻くの面倒ですし、iPhoneにいたっては音楽聴かないときはケーブル抜かないといけないですよね。

でもBluetoothなら、プレーヤー本体とヘッドフォンを結ぶ線はないので、音楽を聴かないときはただヘッドセットを外せばいいだけ。便利じゃあーりませんか。そんなBluetoothをさらに便利にしてくれるのが、AVRCPです。

AVRCPってなんだ？iPhoneとどういう関係があるの？

AVRCPというのはBluetoothのたくさんある機能のうち、ある集合の名称（略称）で、正式にはAudio/Video Remote Control Profileと言いまして、オーデイオ機器をリモートコントロールすることができる機能のことです。iPod/iPhoneの例に従うと、iPod/iPhone本体に触らなくても音量や曲送りなどが操作できるんです！

んで！iPhoneはこれまでこのAVRCPに一部対応しかしていなくて、再生/一時停止/音量調節の操作しかできませんでした。しかしAVRCPはもともと曲送り・曲戻しも可能なプロファイルなのです。本来ならできるとあっちゃあ、やっぱり曲送りも曲戻しも手元で遠隔操作したいと思うのが人情ってものです。Appleが長らくこれに対応しなかった理由はわかりませんが、いずれにせよ（恐らく）次回のアップデートで待望のフル対応ということで、iPhoneでのBluetoothライフがどんどん流行ってくるのではないか？と思うわけです。

京遊MUSICがオススメするBluetooth対応ヘッドセット

以上を踏まえて、いくつかのタイプに分けておすすめのヘッドセットをご紹介します。自分のスタイルにあわせていいなと思うものをチョイスしてみてくださいね！

リモコン・イヤホン分割型

リモコン部とイヤホン部が分割されているタイプです。長さが合えば普段使っているイヤホンを接続して使うことも可能なので、自分好みの音で音楽を楽しむことができるのが長所でしょうか。ふだんの感覚に近い使い勝手でBluetooth初心者はなじみやすいかも。

一体型

いわゆるヘッドセットらしいヘッドセットというと、コチラです。ヘッドフォンのコードがなくなったものから、近未来的なデザインのものまで様々な形のものがあります。個性的なデザインが好きな人はこっちがいいかも。

おわりに――注意点

■便利なBluetoothヘッドセットですが、結局は無線なので、音質は有線に劣ります。しかし、ソニーやJabraなど、高音質を追求したヘッドセットもあるので、可能なら店頭で確かめるといいかもしれません。

■上記にあげたヘッドセットはみな、ハンズフリーでの通話も可能です。iPhoneで音楽を聴いているときに電話があると、音楽にわりこんで着信があるので、慣れない人は慣れないかも。でも、慣れるとハンズフリー通話の楽さにはまってしまいますけどね。

では、みなみなさま自分のスタイルにあったBluetoothヘッドセットを探しつつ、iPhoneのOSアップデートをわくわくしながら待ちましょう！エンジョイBluetoothライフ！