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長くつしたのピッピの世界展@美術館「えき」KYOTO

投稿:2019年3月 6日

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ピッピ?って?
フライヤーには右と左の色の違う長くつしたを履いた少女?
お猿を抱いています。
三つ編みの金髪ですが、見かけない子です?


「長くつしたのピッピ」は世界的に有名なスウェーデンの児童文学作家リンドグレーンの絵本。
全世界100ヵ国以上で翻訳され、出版部数は総計1億6000万部。
リンドグレーンは男女同権、女性の社会進出や男性の育児参加があたりまえの北欧社会における先駆的な女性でもあった。


知らんぇ~?…では、行って見るしかない。
絵本の原画やお人形や映像コーナーもあってカラフルです。
お母さんとお手々つないだ幼稚園児だと思っていたら,おばあちゃま!
若々しくって
「ねぇ~バーバー」
って漏れ聞こえて
「あらまぁ~!」

そして、そのバーバーもピッピをご存じなかったので、少し~ほっ~
バーバーは同世代みたいです。
原画では修正の白いポスターカラーが懐かしかったのです。
これからの時代はPCで修正できるから、時代の差を感じます。

北欧の方が憧れる、南の島のイラストが多くて印象的でした。
年中行事も白夜の国らしく「夏至イベント」!
知らない世界を覗くのは、ワクワクします。

覗くと云えば、小部が作ってありました。
ワインの瓶が並んでいます?子ども部屋じゃないの?
あぁ~保存食の置いてあるところ?パントリーかも?
想像が膨らんできましたよ!

「やかまし村」何て素敵な名前なの?
いろいろな作家の個性の差が光る作品が並んでいるコーナーも有。
年代は第二次世界大戦の敗戦で貧乏暮らしの頃です。
焼土と化した日本では、比べようもない豊かな暮らし。
戦争をしない選択をした、スウェーデンのほのぼのした
世界感を満喫してできましたよ。

帰路、ミュージアムショップでは、テント式に組み立てのできる小屋が売られてました。
お高いけど、子どもには秘密基地が楽しいんだろうなぁ~
けど、高温多湿の日本では危険なお部屋になりそうな化学繊維製でした。

自分の物差しで測らない、計らない、図らないと、ブツブツと唱えるおじちゃん発見!
お目々があって、会釈すると
「孫におひな様なので何か買ってあげたいけれど、娘に叱られたんです。」
だそうです。
価値観の差が押しつけになって、買っては行けない令が公布されているそうです。
平和なり~

文責:京おはるぅ~

 



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