Venuesアート施設

冨田屋 西陣くらしの美術館

冨田屋はきもの文化の中心地・西陣に江戸中期から続く、由緒ある呉服問屋。
建物は明治18年(1885)に建てられたもので、西陣の商家に特有の様式を残した京町家です。
平成11年(1999)には国の登録有形文化財の指定を受け、それを機に「西陣くらしの美術館」として一般に公開しています。
今日では数少なくなった、京都の伝統的な風習や昔ながらのしきたりを今も守り伝えており、年中行事ごとの家屋の公開や、内部見学と共に京都の伝統的なくらしの知恵やしきたりを学べる体験コース、きものの着付けを学べる講座など、永く受け継がれてきた京都の町家のくらしと文化を伝える様々な活動を行っています。

所蔵品

建物は明治18年(1885)に建てられたもので、構成は通りに面した店舗と奥の住居からなる表屋造り。奥へと深く延びる「鰻の寝床」と呼ばれる形など、明治時代の典型的な西陣の商家の様式を残しています。 中には多くの蔵や坪庭を有し、実際に能が舞われた能舞台などもあり、建物から西陣の賑わいぶりを思い起こさせます。 また、連結して建てられている茶室(昭和10年築)は武者小路千家九代家元・千宗守氏の監修によるもので、「楽寿」の名を頂いており、実際にそこでお茶席を体験できるコースもあります。 ほか、現役の呉服商であることを活かした、西陣の着物を着用できる着付け体験や、京都の伝統的な風習を体験できる年中行事の公開、代々受け継がれてきた貴重な道具や調度品の公開も行われています。

アート施設概要

住所 〒602-8226 京都市上京区大宮通一条上ル
お問い合わせ TEL:075-432-6701075-432-6701
FAX:075-432-6702
開館時間 10:00~17:00
休館日 年末・年始
料金 ■町家でくらしの体験 ・基本プラン 約45分 2,100円 ・オプションプラン  お着物体験 約15分 4,200円  お茶席体験 約15分 2,100円  ぶぶづけ弁当 約60分 3,150円・5,250円・7,350円  (一日20客様までとなっておりますので、団体客様の場合はご相談下さい)
E-Mail info@tondaya.co.jp
アクセス 【京都市バス】
一条戻り橋下車徒歩 約3分
今出川大宮下車 徒歩 約3分

【タクシー】
京都駅より約15分
ホームページ http://www.tondaya.co.jp

その他注意事項など

※この他にも様々なプランがございます。 ※年中行事に関するプラン・コースは、開催期間、料金などはそれぞれ異なります。 ※料金は参加コースによってそれぞれ異なります。 ※詳細につきましては公式ホームページをご覧下さい。

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