Exhibitions展覧会

杉本家住宅では、毎年祇園祭に合わせて、夏の特別一般公開を開催しています。
杉本家住宅の一般公開の魅力は、ガラスケースに収めたりレプリカ作品を展示するのではなく、京町家の座敷におあがりいただき、しつらえの中で作品をご鑑賞いただけることです。
当時の生活にタイムスリップしたような、リアルな疑似体験をお楽しみください。
 

《特別一般公開》
祇園祭 屏風飾り展（7月14日～16日）

祇園祭の際には、京都の旧家では所蔵している屏風や小袖、美術品などを展示し、一般に公開する催しが行われてきました。そこでは祇園祭を支えてきた京の町衆の、暮らしや文化を垣間見ることができます。
今年の杉本家住宅の屏風飾り展では、この度表装修理が完了した「未草八曲屏風」をお披露目いたします。また、熊代繍江「盧雁図（ろがんず）」などの作品もあわせて展示いたします。
祇園祭の時のみに飾られる、貴重な屏風や諸道具類の数々。涼しげな氷柱が並ぶ夏の風情あふれる昔ながらの佇まい。今に受け継がれてきた京文化と商家の暮らしをお楽しみください。

※こちらの期間中は杉本家住宅の「店の間」が「伯牙山（はくがやま）」のお飾り所として無料公開となります。
 

《一般公開》祇園会 町家の日常風景
（先祭：7月1日~10日／後祭：7月21日～24日）

ハレの年中行事のときとは異なる、日常のしつらえや建築の特徴をご覧いただけます。
京町家の日々の静かな佇まいをお楽しみください。

※こちらの期間中は屏風の展示はございません。
※8月以降にも日常風景の一般公開は開催予定です。詳細は杉本家住宅の公式ホームページをご確認ください。