Exhibitions展覧会

杉本家住宅では、毎年祇園祭に合わせて、夏の特別一般公開を開催しています。杉本家住宅の一般公開の魅力は、ガラスケースに収めたりレプリカ作品を展示するのではなく、京町家の座敷におあがりいただき、しつらえの中で作品をご鑑賞いただけることです。

祇園祭の際には、京都の旧家では所蔵している屏風や小袖、美術品などを展示し、一般に公開する催しが行われてきました。そこでは祇園祭を支えてきた京の町衆の、暮らしや文化を垣間見ることができます。祇園祭の時のみに飾られる、貴重な屏風や諸道具類の数々。涼しげな氷柱が並ぶ夏の風情あふれる昔ながらの佇まい。今に受け継がれてきた京文化と商家の暮らしをお楽しみください。

※会期により、開館時間及び展示内容が異なります。
※内部の写真撮影はお断りしております。
※ご来訪の際には、靴下の着用をお願いいたします（パンスト不可）
※建物の破損帽子のため、カメラやリュック、大きなお荷物などは受付にてお預かりさせていただきます。
 

《第一期》祇園会 前祭 屏風飾り展

熊代繍江「盧雁図（ろがんず）」、「扇面香袋二枚折」などを展示します。

会期：2018年7月10日（火）～12日（木）
 

《第二期》祇園会 屏風飾り展

俵屋宗達「秋草図屏風」などを展示します。

会期：2018年7月14日（土）～16日（月・祝）
※こちらの期間中は杉本家住宅の「店の間」が「伯牙山（はくがやま）」のお飾り所として無料公開となります。
 

《第三期》祇園会 後祭 京町家の日常風景

ハレの年中行事のときとは異なる、日常のしつらえや建築の特徴をご覧いただけます。
京町家の日々の静かな佇まいをお楽しみください。（屏風展示数点予定）

会期：2018年7月21日（土）～23日（月）