Exhibitions展覧会

飛騨真宗の伝流-照蓮寺高山移転430年-

2018/10/12(金) 〜 2018/11/28(水)

大谷大学博物館 

鎌倉時代以来、真宗の進行が深く根付く飛騨地方。こちらゆかりの寺院の法宝物から、関西初公開となる「親鸞聖人筆 『唯信鈔 』(断簡 )」 をはじめ、一向一揆の記憶を語る古文書など鎌倉~江戸時代までの品38点を公開。中部山村地域において脈々と受け継がれてきた念仏の伝流を辿ります。

「世界遺産ひだ白川郷」で有名な飛騨地方には、今も浄土真宗の信仰が深く根付いています。その起源は、鎌倉時代に親鸞聖人の門弟であった嘉念坊善俊(かねんぼうぜんしゅん)という人が白川郷鳩ヶ谷に建てた道場にありました。善俊の教えを受けた人々は「白川善俊門徒」と呼ばれ、飛騨地方における浄土真宗信仰の中心を担うようになりました。その後室町・戦国時代になると「白川善俊門徒」は本願寺の中部山村地域における重要な集団となっていきました。そして近世には高山藩主・金森氏の暑い保護を受けて高山城下へと移転し、飛騨真宗の中心として今に至っています。

今回の展覧会では、高山別院照蓮寺をはじめとするゆかり寺院の法宝物から、関西初公開となる「親鸞聖人筆 『唯信鈔 』(断簡 )」 をはじめ、鎌倉~江戸時代までの品38点を公開します。また、蓮如上人が授与した室町時代の阿弥陀如来画像や一向一揆の記憶を語る古文書も紹介。中部山村地域において脈々と受け継がれてきた念仏の伝流を辿ります。

展覧会概要

期間 2018/10/12(金) 〜 2018/11/28(水)
会場・開催場所 大谷大学博物館
時間 10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日 日・月曜日
※ただし11月18・19・25・26日は開館
料金 一般・大学生:500円
お問い合わせ TEL:075-411-8483075-411-8483
ホームページ http://www.otani.ac.jp/kyo_kikan/museum

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