岡崎・銀閣寺

京都国立近代美術館

岡崎公園内にある、近代美術を中心に、国内外の絵画・版画・陶芸・彫刻・写真・デザインなど多彩な作品を所蔵・研究している美術館。特に京都や関西で活躍した作家による作品を中心に、収集を行っています。


コレクション・ギャラリー(常設展)は日本の近代美術の他、欧米の近現代作品も併せて随時入れ替えて展示。企画展も京都を中心としたものから、海外の作品、建築やデザイン、現代アートまで、取り上げるテーマ・作品は非常に多岐に渡っています。


子供向けのワークショップやイベントも開催しているほか、時期によっては夜間開館も開催。新しい企画にも積極的に取り組んでいます。


建物はガラス張りの箇所が多く、モダンですっきりしたデザインが印象的。ミュージアムショップやカフェなど、入館料無しでも利用できるフリースペースも充実しています。


陶芸や焼き物に興味のある方は、特集ページ「ひとつ上の陶芸体験」もあわせてご覧ください!

円山応挙から近代京都画壇へ

期間:2019/11/02~2019/12/15

18世紀の京都において写生画で爆発的な人気を博した円山応挙と、彼に学び独自の画風を確立した呉春。二人を源泉とする円山・四条派はその後竹内栖鳳ら近代の京都画壇を代表する画家たちを輩出しました。この展覧会では、応挙・呉春から近代へ至る系譜を追い、その全貌と京都画壇の様相の一端に迫ります。

ドレス・コード?――着る人たちのゲーム

期間:2019/08/09~2019/10/14

ファッションには、暗黙のルールや駆け引き、あるいはゲームにも似た自己と他者のコミュニケーションが存在します。この展覧会では、ファッションやアートのほか、映画やマンガなどのファッションも視野に入れ、現代社会における〈ドレス・コード〉をめぐる装いの実践=ゲームについて見つめ直します。

トルコ至宝展 チューリップの宮殿 トプカプの美

期間:2019/06/14~2019/07/28

洋の東西をまたぐ交易の要地・トルコで栄華を誇ったオスマン帝国。その宝物をイスタンブール・トプカプ宮殿博物館所蔵品から展示します。トルコで愛される花・チューリップをあしらった美術工芸品や、日本の皇室との交流を示す品など約170点を通し、トルコの文化や歴史・美意識をご紹介します。

京都新聞創刊140年記念 川勝コレクション 鐘渓窯 陶工・河井寛次郎

期間:2019/04/26~2019/06/02

近代日本を代表する陶工(陶芸家)の一人である河井寬次郎。その初期から最晩年までの代表作を、京都国立近代美術館所蔵の川勝コレクションから約250点一堂に展示します。河井と親交の深かった川勝堅一との友情がが育んだ珠玉のコレクションを、関連作家の作品や資料と共に紹介。この機会にぜひご高覧ください。

京都の染織 1960年代から今日まで

期間:2019/03/08~2019/04/14

京都の染色家たちはその時々に合わせて様々な工夫や技術・意匠を生み出し、素晴らしい作品を創り出してきました。この展覧会では1960年代から現代までのの多様な「染」と「織」の状況を、28人の作家による作品を通して紹介し、京都の染織の歴史を概観します。

世紀末ウィーンのグラフィック  デザインそして生活の刷新にむけて

期間:2019/01/12~2019/02/24

19世紀末から20世紀初頭にかけて、ウィーンではグスタフ・クリムトやヨーゼフ・ホフマンらを中心に、新時代にふさわしい芸術・デザインの在り方が模索されました。今回は京都国立近代美術館が2015年に収蔵した世紀末ウィーンの膨大なグラフィック作品コレクションの全貌をご紹介し、その魅力をお伝えいたします。

没後50年 藤田嗣治展

期間:2018/10/19~2018/12/16

日本人として世界に生きた画家・藤田嗣治の没後50年を記念する大回顧展です。藤田の代名詞といえる「乳白色の下地」による裸婦の代表作が一堂に会するほか、初来日・従来あまり紹介されてこなかった作品を含め100点以上を展示。最新の研究成果と共にその画業の全貌を質・量ともに史上最大級の規模で振り返ります。

生誕110年 東山魁夷展

期間:2018/08/29~2018/10/08

戦後日本を代表する国民的画家と謳われた、日本画家・東山魁夷。その生誕110年を記念して開催する、東京では10年ぶり、京都では30年ぶりの本格的な回顧展、です。東山魁夷の画業を代表作でたどるとともに、東山芸術の記念碑的大作「唐招提寺御影堂障壁画」が特別出品されます。この機会にぜひご高覧ください。

生誕150年 横山大観展

期間:2018/06/08~2018/07/22

近代日本画壇を代表する巨匠・横山大観の生誕150年、没後60年を記念した10年ぶりの大回顧展。日本一長い水墨画の画巻作品《生々流転》(重要文化財)をはじめ、代表作や新出作品、習作など関連資料を合わせた総数約90点で、大観芸術の制作の過程と本質、その魅力を改めて探ります。

明治150年展 明治の日本画と工芸

期間:2018/03/20~2018/05/20

今から150年前、明治政府は日本の美術工芸品の海外輸出振興に注力し、京都でも輸出用の陶磁器や金工品が制作され、日本画家が工芸図案制作にも取組み芸術性の高い工芸品を生み出しました。展覧会では、明治の工芸図案や優れた工芸品、工芸図案制作を手掛けた京都画壇の画家の作品を一堂に展示します。

ゴッホ展 巡りゆく日本の夢

期間:2018/01/20~2018/03/04

ゴッホと日本との関係に焦点をあて、その魅力を紹介する展覧会。1部では日本初公開を含め約50点の作品でゴッホが日本美術から受けた影響を探ります。2部では逆にゴッホに憧れた日本人芸術家に注目し、関連資料を通じ日本におけるゴッホ熱の火付け役たちによる聖地巡礼を紹介。ゴッホと日本の縁をご高覧下さい。

岡本神草の時代

期間:2017/11/01~2017/12/10

大正~昭和初期に活躍した日本画家、岡本神草の初の大規模展です。主に舞妓をモチーフに、官能性に神秘的な存在感を持つ独特の美人画で注目された神草ですが、38歳で早世したためその実態はよく知られていません。展覧会では数少ない彼の本画をできる限り集め、関連資料とともにその画業を紹介します。

絹谷幸二 色彩とイメージの旅

期間:2017/08/22~2017/10/15

現代の日本美術界において第一線で活躍する作家のひとり・絹谷幸二。その初期から現在に至る代表作を展示するとともに、素描や陶芸、ガラス作品に至るまで、絵画だけにとどまらない多彩な活動の全貌に迫ります。この展覧会のために制作された新作シリーズや映像作品も出品。ぜひご高覧ください。

技を極める―ヴァン クリーフ&アーペル ハイジュエリーと日本の工芸

期間:2017/04/29~2017/08/06

フランス生まれの世界的ハイジュエリーブランド「ヴァン クリーフ&アーペル」。その代表的ハイジュエリー作品を、日本の七宝や刺繍、陶芸、彫刻などの超絶技巧工芸品をともに展示。日本とフランスの極められた「技」の対比と饗宴を、この機会にお楽しみください。

endless 山田正亮の絵画

期間:2017/03/01~2017/04/09

美術の潮流から距離をとり、孤独の中で生涯描き続けた画家・山田正亮の没後初の大回顧展。ストライプの画面で知られる「Work」シリーズをはじめ約200点の代表作と、初公開となる制作ノートなどとともに展示します。日本戦後美術において唯一無二の足跡を残した画家の全体像をぜひご高覧ください。

茶碗の中の宇宙 樂家一子相伝の芸術

期間:2016/12/17~2017/02/12

安土桃山時代に樂長次郎が千利休の求めに応じ焼き上げた茶碗「樂焼」。長次郎にはじまり一子相伝の形で受け継がれ、現代まで続いています。この展覧会では450年間に渡る樂家歴代の作品を一挙公開し、その長い歴史とともに各代がそのときそのときに試行錯誤を続けてきた現代性を考察します。

メアリー・カサット展

期間:2016/09/27~2016/12/04

19世紀後半のパリで活躍したアメリカ人女性画家メアリー・カサット。印象派の巨匠ドガとの出会いをきっかけに印象派に参加し、明るい色彩と軽やかな筆遣いで身近な人々や家庭の情景を描きました。女性職業画家がまだ少なかった時代、困難に負けず生き抜いた女性画家の世界をご高覧ください。

あの時みんな熱かった!アンフォルメルと日本の美術

期間:2016/07/29~2016/09/11

作者のアクションの痕跡や鮮烈な色彩などを特徴とした欧米の美術作品群「アンフォルメル」。日本の戦後美術において大きな影響を与え、その“熱い”表現が大流行しました。絵画に彫刻、陶芸に生け花などに至るまで、ジャンルも世代も超えて広がったその旋風を約100点の作品でご紹介します。

ポール・スミス展 HELLO, MY NAME IS PAUL SMITH

期間:2016/06/04~2016/07/18

世界的デザイナー、ポール・スミスのクリエイションの秘密に多彩なアプローチで迫る展覧会が、いよいよ日本開催。狭小スペースで始まった一号店や実際に作品が生み出されるオフィスの再現展示、映像インスタレーションでポールのユニークな世界観を会場に展開します。世界初公開の展示や限定グッズも!

オーダーメイド:それぞれの展覧会

期間:2016/04/02~2016/05/22

この展覧会は鑑賞者自身が順路やテーマを選択しながら作品を鑑賞することで見え方が変化するプログラムです。京都国立近代美術館のコレクションを使い、作品同士の関係付けや配列がどのように決定されるのかを体験を通して考えます。あなた自身によるあなただけの展覧会を作りだしてください。

文化勲章受章記念「志村ふくみ ―母衣(ぼろ)への回帰―」

期間:2016/02/02~2016/03/21

日本を代表する染織作家で人間国宝にも認定された志村ふくみの文化勲章受賞記念展。60年に及ぶ創作の歩みを、代表作を一堂に展示してご紹介します。古今東西の文化からインスピレーションを得、草木からの自然染料で染められた糸を手織りして生み出される作品の魅力を、この機会にお楽しみください。

琳派400年記念「琳派イメージ展」

期間:2015/10/09~2015/11/23

琳派誕生400年を記念し、京都国立近代美術館では琳派のスタイルを受け継ぐ近現代の作家による展覧会を開催。絵画や工芸のほか、ファッション、グラフィックデザインなど約90点の「琳派」に影響を受けて生み出された作品を紹介し、「琳派」の時代もジャンルも超えた展開とその魅力をご紹介します。

現代陶芸の鬼才 栗木達介展

期間:2015/08/28~2015/09/27

オブジェなどの前衛陶芸の最盛期に、あえて「器」にこだわり独自の表現を追求した現代陶芸の鬼才・栗木達介の回顧展。手びねりの技を生かし、器に現代的な装飾をほどこすことで現代陶芸に新たな可能性を切り拓いたその活動を、代表作の数々でご紹介します。知的で完成度の高い作品をお楽しみください。

ユネスコ無形文化遺産登録記念「北大路魯山人の美 和食の天才」

期間:2015/06/19~2015/08/16

「和食」のユネスコ無形文化遺産登録を記念して行われる、美食の芸術家・来た大路魯山人の大回顧展。食と器の関係に美を見出した魯山人の世界観を、全国から集められた約120点の器や関連資料などを通じて紹介します。京都の有名料亭や現代写真家とのコラボレーションによる空間演出にもご注目ください。

ポスターにみる ミュージカル映画の世界

期間:2015/06/06~2015/08/16

音声映画の普及によりハリウッドで高度に発達し、世界的に人気を集めたミュージカル映画。この世界を54点のポスターで紹介します。「巴里の恋人たち」「雨に歌えば」「あしながおじさん」など、おなじみの名作も登場。メリカン・グラフィックの王道ともいえる明朗な表現とともにお楽しみください。

現代美術のハードコアはじつは世界の宝である展 ヤゲオ財団コレクションより

期間:2015/03/31~2015/05/31

台湾人コレクター、ピエール・チェン氏が25年をかけて築き上げた世界的現代美術コレクションが日本へ上陸!フランシス・ベーコンからアンディ・ウォーホル、アンドレアス・グルスキー、蔡國強まで幅広い年代で活躍した現代美術の中核といえる作品が勢ぞろい!コレクターの感覚を体験できる仕掛けも!

ホイッスラー展

期間:2014/09/13~2014/11/16

絵画における純粋な視覚的喜びを追求する「唯美主義」を主導し、ジャポニスムの画家としても名を知られる、19世紀後半を代表する画家・ホイッスラー。その四半世紀ぶりの大回顧展が開催。代表作を含め約130点もの作品や資料で、印象派をはじめ多くの画家に影響を与えた巨匠の全貌を紹介します。

うるしの近代 ― 京都、「工芸」前夜から

期間:2014/07/19~2014/08/24

京都を代表する伝統工芸「漆芸」にスポットを当て、日本の「工芸」のへの新たな視点を探ります。京塗を代表する塗師・木村表斎をはじめ、近代工芸の革新に寄与した浅井忠と神坂雪佳などの作品を海外の美術館からの里帰り品が含めて一堂に展示されるまたとない展覧会です。

キュレトリアル・スタディズ06:ヨシダミノルの絵画 1964-1967

期間:2014/07/16~2014/08/31

日本の前衛美術を代表するアーティストのひとり・ヨシダミノル(1935-2010)の、美術館では初の回顧展。主に彼が一躍脚光を浴びた1960年代の絵画作品から大作を中心とした約12点を公開します。ほとんどは未公開、または半世紀ぶりに公開されるものばかりです。この機会にぜひご覧ください。

上村松篁展

期間:2014/05/27~2014/07/06

日本画家・上村松園の長男であり、花鳥画の第一人者として活躍した上村松篁。その75点の代表作と、挿絵原画や素描約30点を紹介する大規模回顧展です。母・松園同様、「品があって匂い立つような」芸術を花鳥画で追求し続けた画業をご堪能ください。

FUTURE BEAUTY 日本ファッション:不連続の連続

期間:2014/03/21~2014/05/11

世界から注目される「日本のファッション」。その歴史と変遷を、高田賢三や三宅一生など世界に日本のファッションを認めさせたベテランから、近年の新しい感性が光る若いデザイナーまで、約100点の作品で紹介。京都と現代ファッションの関わりを浮き彫りにしながら、そのポテンシャルを問い直します。

チェコの映画ポスター 「テリー・ポスター・コレクション」より

期間:2014/03/21~2014/05/11

絵本や人形劇、アニメーションなどで知られるチェコは、映画ポスターデザインでも、数多くの名作を生んでいます。この展覧会では、ラハの映画ポスター専門ギャラリー〈テリー・ポスター〉が所蔵する、チェコスロヴァキア時代の1950年代後半から1980年代までに制作された映画ポスター82点を紹介します。

皇室の名品-近代日本美術の粋-

期間:2013/11/09~2014/01/13

宮内庁三の丸尚蔵館が所蔵する皇室ゆかりの美術品コレクションから選りすぐった近代日本の美術工芸品約180点を一堂に公開。横山大観や竹内栖鳳、高橋由一、高村光雲など近代日本を代表する作家による至高の作品が揃います。展示空間も明治宮殿の雰囲気を再現するなど、こだわり満載の京都限定展です。

映画をめぐる美術 ―― マルセル・ブロータースから始める

期間:2013/09/07~2013/10/27

20世紀中ごろに活躍し、映画を表現方法に用い映像美術に特に大きな影響を与えたマルセル・ブロータース。彼を軸に、国際的に活躍する12名の作家のフィルム・写真・ビデオ・インスタレーションなどの作品を展示。映画をめぐる美術家の多様な実践をご紹介します。

泥象 鈴木治の世界―「使う陶」から「観る陶」、そして「詠む陶」へ―

期間:2013/07/12~2013/08/25

前衛陶芸集団「走泥社」の設立者の一人であり、戦後の日本陶芸を代表する京都出身の陶芸家・鈴木治の没後10年を経て初の大規模回顧展。土と火の力で表現していく「泥象」を追及し、「使う」から「観る」、そして「詠む」へと昇華いった鈴木の陶芸の世界を、この機会にどうぞご覧ください。

芝川照吉コレクション展 青木繁・岸田劉生らを支えたコレクター

期間:2013/05/18~2013/06/30

明治・大正期の大阪の実業家・芝川照吉による近代日本美術コレクションから180点を一挙公開。黒田清輝、岸田劉生といった日本を代表する洋画家たちや藤井達吉や富本憲吉といった工芸家の代表作が並ぶ「幻のコレクション」が展覧会を通じ蘇ります。芸術家たちから父のように慕われた名パトロンの審美眼をお楽しみください。

開館50周年記念特別展「交差する表現 工芸/デザイン/総合芸術」

期間:2013/03/16~2013/05/06

2013年に開館50周年を迎える京都国立近代美術館。記念特別展となるこの展覧会では開館当初から美術館の柱としてきた「工芸」に注目します。明治における工芸家と日本画家の共演や近代化と共に浸透するデザイン意識、そして建築を核にした総合芸術への視点を、全館を使った2部構成で探ります。

山口華楊 展

期間:2012/11/02~2012/12/16

大正・昭和に活躍した京都画壇を代表する日本画家・山口華楊の回顧展。華楊は、伝統的な円山・四条派の画風に西洋画や革新的な日本画の知識を取り入れて、新しい時代にふさわしい花鳥画・動物画を生み出しました。今回は新発見となる初期の作品や、下絵・素描も併せて展示し、華楊芸術の真髄をご紹介します。

日本の映画ポスター芸術展

期間:2012/10/31~2012/12/24

映画の宣伝メディアとして製作された映画ポスターには、広告の枠に収まらない芸術的価値のある作品も多数存在しています。展覧会では、1930年代~80年代に製作された、特に優れた作品約80点を紹介します。「大人はわかってくれない」など往年の名作映画のポスターから、横尾忠則など現在も第一線で活躍するアーティストの作品まで、スクリーンの外で花開いた「もうひとつの映画芸術」をお楽しみください。

近代洋画の開拓者 高橋由一

期間:2012/09/07~2012/10/21

日本初の洋画家・近代洋画の開拓者と呼ばれる、明治を代表する画家・高橋由一の大回顧展。代表作の「鮭」をはじめ、初期から晩年までの作品を一堂に公開。また画業の傍らで展覧会企画や美術館建設構想なども行っていた由一の人となりを示す文書史料も紹介。日本の洋画普及に生涯をかけた高橋由一の魅力を探ります。

KATAGAMI Style -もうひとつのジャポニスム

期間:2012/07/07~2012/08/19

19世紀末~20世紀初頭にかけて欧米に渡った日本の美術工芸品。中でも着物の型染に用いる「型紙」に注目した初の展覧会です。イギリス、フランス、ドイツなど国内外70箇所から集めた約450点の作品を通し、日本の「KATAGAMI」が過去から現在まで与え続ける世界の美術・デザインへの影響を紹介します。

井田照一の版画

期間:2012/05/22~2012/06/24

京都に制作拠点を置き活動を続けた・現代美術家・井田照一。特に版画において、井田は当時の美術動向に反発するかの様な、非身体的でクールで知的な版画表現を発表。その後も版画のイメージに留まらない、写真・映像的な表現やインスタレーションなど先端的な芸術表現を追及しました。
この展覧会では約160点の作品を通じ、昭和40年以降の日本の現代版画と、井田の業績を振り返ります。

すべての僕が沸騰する―村山知義の宇宙―

期間:2012/04/07~2012/05/13

1920年代の日本の美術界にダダイズムや構成主義などの新興芸術を持ち込み日本の近代美術に大きな影響を与えた「前衛」の旗手・村山知義。造形、絵画、イラスト、演劇まで多彩な活動を行った彼の「沸騰の軌跡」を辿る初めての回顧展です。

川西英コレクション収蔵記念展 夢二とともに

期間:2011/11/11~2011/12/25

この展覧会は創作版画界の第一人者・川西英が収集し大切に保管してきた作品・資料・1100余点すべてが京都国立近代美術館に収蔵されたのを記念し、その全貌を紹介する初めての機会となります。川西英が敬愛した竹久夢二の作品・資料を軸にしながら、ほとんど公開されたことのない油彩画や肉筆画も加えた代表作約600点によって構成され、更に交流のあった創作版画家たちの代表作、そして富本憲吉やバーナード・リーチら工芸作家の版画、さらに後にわが国の「前衛」表現をリードする美術家たちの貴重な作品が含まれている<川西英コレクション>の魅力を紹介しています。

「織」を極める 人間国宝 北村武資展

期間:2011/09/16~2011/10/30

幻とも言われた古代の織物の技法を再現し、人間国宝にも指定されている西陣の織師・北村武資。その制作60年記念展であるこの展覧会では、古代織の再現だけでなく現代に生きる織として新しい世界に挑戦し続ける職人の、多彩な芸術世界をご紹介します。

視覚の実験室 モホイ=ナジ/イン・モーション

期間:2011/07/20~2011/09/04

20世紀美術に「新しい視覚」をもたらしたハンガリーの芸術家・モホイ=ナジ。20世紀初頭の前衛芸術運動の中心人物として、日本でも早くから紹介され多くの人に影響を与えました。この展覧会は大半が国内初公開の約300点の作品・資料で表現の可能性を今なお新鮮に訴えかけるモホイ=ナジの世界を展望する日本発の回顧展です。

没後100年 青木繁展-よみがえる神話と芸術

期間:2011/05/27~2011/07/10

日本の近代洋画界において「天才」と呼ばれながらも28歳の若さで世を去った画家・青木繁。その没後100年を記念して開催される、関西初の大回顧展。稀代のスケールの画家の波乱に満ちた生涯を、油彩70点、水彩・素描160点、多数の関連資料で紹介。まさに決定版、空前絶後の規模の展覧会です。

パウル・クレー展-おわらないアトリエ

期間:2011/03/12~2011/05/15

日本人にもファンが多い、スイスの画家パウル・クレー。実は彼は「作品の作り方」をとても重要視しており、自ら制作方法を記録したりアトリエの様子を写真に収めたりしていました。この展覧会ではスイス・ベルンのパウル・クレー・センター所蔵作品を中心に、アトリエ写真や日本初公開作品を含め約170点を展示。今までになかった「作り方」という切り口からクレーの作品をご紹介します。

麻生三郎展

期間:2011/01/05~2011/02/20

絵画の本質を粘り強く研究し続けた近代の画家、麻生三郎(あそう・さぶろう/1913-2000)。太平洋戦争の戦時下でも個の表現を追及し、戦後は人間存在の核心に迫る、濃密で重厚な、独自の表現を切り開きました。わかりやすいもの、表面的にキレイなものがもてはやされがちな今日だからこそ見ておきたい、麻生の作品世界を、約130点の作品で探ります。

上村松園展

期間:2010/11/02~2010/12/12

京都に生まれ育ち、円山・四条派に連なる画家に学び、文展等官展系展覧会に高い気品の漂う人物画を数多く発表して、活躍した女性画家・上村松園(1875-1949)。今展は、《舞仕度》《焔》《砧》など、より質の高い代表作約80点を展示。松園の画業を回顧するとともに、一途に「ひとのすがた」を描き続けた松園の芸術の本質と思いを、改めて探ります。

「日本画」の前衛 1938-1949

期間:2010/09/03~2010/10/17

「日本画」の戦前・戦後の世界にあって、これまでほとんど触れられてこなかった「前衛」活動に焦点を当てる展覧会。1938年に結成された歴程美術協会を中心に、前衛「洋画」とのかかわり、「バウハウスと日本画」といった意外なテーマなど、激動の時代の中で未知の「日本画」表現を探ろうとした画家たちの、果敢な動向を探ります。

Trouble in Paradise/生存のエシックス

期間:2010/07/09~2010/08/22

京都市立芸術大学創立130周年記念事業に協賛して開催される展覧会。生命、医療、環境、宇宙における芸術的アプローチなど、現代の先鋭的なテーマに挑戦する国内外の12のプロジェクトを紹介。ワークショップなど様々な切り口で一見無関係な分野・テーマ同士の交流・対話を図り、「生きることの倫理=Ethics」を見つめなおします。

ローマ追想――19世紀写真と旅

期間:2010/05/20~2010/06/27

西欧文明圏の中心、「永遠の都」として語り継がれたローマ。19世紀以降ローマには交通機関(鉄道)の近代化で数多くの旅行者が訪れるようになり、同時期に普及したカメラで多くの写真が撮影されました。展覧会ではイタリア・モデナの写真美術館寄託の19世紀写真コレクションから、遺跡などローマの名所旧跡を撮影した貴重なオリジナルプリント約130点を京都国立近代美術館の所蔵資料と併せて展示します。

稲垣仲静・稔次郎兄弟展

期間:2010/05/18~2010/06/27

大正時代、京都画壇のホープとして将来を期待されながら、25歳の若さで夭折した日本画家・稲垣仲静と、その弟で染色作家として名をなし型絵染の人間国宝にも認定された稲垣稔次郎。弟は兄を終生尊敬し兄と二人展をしたいと願っていました。その念願を果たすこの展覧会は、数少ない兄・仲静の遺作と弟・稔次郎の代表作を集めて展示。絵画と工芸、ジャンルは違えどもともに京都の美術の近代化を模索した兄弟の姿を作品を通して紹介します。

マイ・フェイバリット―とある美術の検索目録/所蔵作品から

期間:2010/03/24~2010/05/05

1967年、二百数十点の作品で開始された京都国立近代美術館のコレクションは、2010年3月には約一万点を有するほどに成長しました。この中には技法や素材などの従来の区分では分類できない「その他」という興味深い作品群があります。それら美術と建築・デザインなど多様な分野が重なり合う作品たちと、関係する他ジャンルの作品を併せ約300点を展示。京都国立近代美術館コレクションの「もう一つの物語」を紹介します。

ボルゲーゼ美術館展

期間:2009/10/31~2009/12/27

イタリア・ローマにあるボルゲーゼ美術館は、世界に名だたるルネサンス・バロック美術の宝庫と言われています。この展覧会では、その珠玉のコレクションから選ばれた名品50点を、日本で初めてまとめて展示。ラファエロ、ボッティチェリといったルネサンス時代の巨匠から、カラバッジョ、ベルニーニなどバロック時代の代表者まで、イタリア美術最盛期を彩る作家が揃います。併せてコレクション誕生の背景となった名家・ボルゲーゼ家の歴史や美術館についてもご紹介。およそ250年に渡る、イタリア美術を一挙に概観します。

ウィリアム・ケントリッジ―歩きながら歴史を考える そしてドローイングは動き始めた・・・・・・

期間:2009/09/04~2009/10/18

京都国立近代美術館とウィリアム・ケントリッジとの3年間にわたる緊密な協同作業を経て開催される日本では初の大規模な個展。南アフリカの歴史を扱った初期の代表作から、ショスタコーヴィチのオペラ『鼻』を題材にした最新作まで、フィルム・インスタレーション3点を含む19点の映像作品と、36点の素描、 64点の版画により、ウィリアム・ケントリッジの作品とその知的挑戦の全体像を紹介します。

生誕120年 野島康三展 ―ある写真家が見た近代―

期間:2009/07/28~2009/08/23

野島康三は、大正期から昭和初期にかけて活躍した、日本近代写真史において最も重要な写真家の一人。彼の作品の他、資料や彼が制作に携わった同時代の作家の作品集など約200点を通し、彼の作品世界と美術擁護者としての活動を紹介。その業績と1920~30年代における日本人の「近代の視覚」が生まれる過程を捉えなおします。

無声時代ソビエト映画ポスター展

期間:2009/07/03~2009/08/23

ソビエト連邦で推進された前衛芸術運動。その機動力となったのが映画とグラフィック・アートでした。今展では「映画ポスター」を取り上げ、東京国立近代美術館フィルムセンター所蔵のロシア・ソビエト研究家・袋一平のコレクションから厳選した作品を展示。映画とデザインという新興芸術が結びついて生まれた鮮烈なポスターを通し、20世紀の芸術運動における革新の息吹をご紹介します。併せて展示ポスターの映画の上映会も開催。

京都新聞創刊130年記念 京都学「前衛都市 モダニズムの京都」1895-1930

期間:2009/06/09~2009/07/20

時代を超え、様々な角度から語られてきた「京都文化」。近年では「京都学」というように、改めて京都の歴史や風土への関心が高まっています。展覧会では第四回内国勧業博覧会(1895)を基点に、新たな視点から明治以降の「近代京都」に開花した多様な文化について再考していきます。



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