Exhibitions展覧会

御土居絵図デジタルコンテンツ完成記念展覧会 「いま、御土居がよみがえる」

2010/02/06(土) 〜 2010/03/14(日)

京都大学総合博物館 

豊臣秀吉が築造以来約250年間、京都の町を囲んでいた全長約23kmに及ぶ大規模な土壁「御土居」。しかし明治以降破壊が進み、現在ではごく僅かしか残されていません。京都大学では最新のデジタル・スキャン技術で、デジタル空間にこの御土居の全容を蘇らせました。その完成を記念し、デジタル・コンテンツの御土居と共に関連資料・絵図を併せて展示。京都の忘れられた歴史へ思いを馳せる展覧会です。

高さ3m程、全長は約23kmに及ぶ大規模で分厚い土の壁、「御土居(おどい)」。

これは豊臣秀吉によって築造され、約250年もの間、京都の町を囲んでいました。御土居には竹が植えられていたといわれ、それが事実だとすると、御土居は倍ほどの高さだったことになります。京都に住む人々、そして、京都を訪れる人たちに、その高い壁はどのように見えていたことでしょう。

しかしその御土居も、明治に入ってから破壊が進んだために、今ではごくわずかしかその姿は残されておらず、私たちの記憶からは、ほとんど消えてしまいつつあります。

京都大学総合博物館では、文化庁の支援の元、同大学工学研究科で開発された最新デジタル・スキャン技術を用い、デジタル空間にこの御土居を蘇らせました。
この展覧会はそのコンテンツの完成を記念し、京都市埋蔵文化財研究所・京都女子大学との協力で開催されるものです。
展覧会では今回完成したデジタルコンテンツの展示のほか、京都大学総合博物館の所蔵している「御土居絵図」をはじめとした関連資料を併せて展示します。

時間のかなたに忘れられた、知られざる京都の歴史。最新の技術で蘇った御土居の姿を通して、思いを馳せてみては如何でしょうか。

展覧会概要

期間 2010/02/06(土) 〜 2010/03/14(日)
会場・開催場所 京都大学総合博物館
時間 9:30~16:30(入館は16:00まで)
休館日 休館日:月・火曜日(平日・祝日に関わらず)
料金 一般:400円(団体 300円)
高校・大学生:300円(200円)
小・中学生:200円(100円)
注意事項等 ※団体は20名以上。20名に付き引率者一人分の料金が無料となります。 ※70歳以上の方、障害者手帳をお持ちの方は入場無料です。 ※学校教育を目的とする観覧者(小中学校の生徒は当該学校教師の引率が必要)は入場無料です。来館一週間前までに、申請書(公式ホームページからダウンロード)を郵送願います。
お問い合わせ TEL:075-753-3272075-753-3272
FAX:075-753-3277
E-Mail info@inet.museum.kyoto-u.ac.jp
ホームページ http://www.museum.kyoto-u.ac.jp/

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