Venuesアート施設

所蔵品

元々があくまで教育資料の目的で収集されたものであるため、意匠性の高さに重きを置いて集められている点が所蔵品の特徴です。 展示されているポスターは、畳三畳はありそうな巨大なものから、実際に街角に貼られていたような、ロシア革命記念などの政治色の強い歴史的なものや、当時登場して間もない自転車を題材にしたもの、昔懐かしい映画のポスターまで実に様々。 印象派の画家でポスターも多く手がけていたロートレックの作品や、グスタフ・クリムトの描いた「ウィーン分離派（ゼセッション）展」のポスターも含まれており、中には「日本初のヌード」といわれたポスターもあります。 また、ポスターのほかにはティファニーのガラス工芸品や、学校創立に関わり教鞭を振るっていたこともあった浅井忠など、関係する作家の作品や関係資料も常設展示。 西陣織などの古今の裂地資料も所蔵、研究を行っています。 最近では建築家・村野藤吾の建築図面の収集も行っています。