Exhibitions展覧会

伏見城と淀城は、京都市伏見区に所在する豊臣氏・徳川氏と深いゆかりを持つ城郭です。
伏見城は丘陵地、淀城は河川合流点という異なった立地にありますが、その特色を生かした築城と城下町の建設が行われ、今日に至るまで交通や産業の要所として発展しました。

伏見城と淀城については、これまでも文献や絵図、また、地表に残された痕跡や発掘調査成果から構造の復元や実態の解明が進められてきました。特に近年は発掘調査の進展により、指月城や淀城の具体的な状況が明らかとなってきています。

今回の展示では、指月城・木幡山城・淀城の最新の調査成果とともに城下町が造営される前の伏見・淀の遺跡・遺物を紹介することで、考古学的な調査・研究の視点から伏見城と淀城の歴史を解説します。ぜひご高覧ください。