Exhibitions展覧会
上田正昭と高麗美術館
高麗美術館第2代館長・上田正昭氏は、高麗美術館創設者・鄭詔文や司馬遼太郎らとともに日本各地に足を運び、古代の朝鮮半島と日本の交わりを地方の視点から見直す歴史の新たな視座を開きました。今回は彼の所蔵品「広開土王碑拓本」をはじめとした資料を展示し、その幅広い歴史的視野を紹介します。
2016年3月に急逝した、高麗美術館第2代館長・上田正昭先生。
彼の提唱した、国を超えた民衆交流の実践と東アジアへの歴史視点は、高麗美術館の基本理念である“民際”へと受け継がれています。
1969年に「日本のなかの朝鮮文化」を創刊した当時から、上田先生が高麗美術館創設者・鄭詔文や作家・金達寿氏、そして司馬遼太郎氏とともに日本各地へ残した足跡は、ゆうに三十を超えます。こうした日本各地にある渡来人の痕跡を発掘する作業は、古代の朝鮮半島と日本の交わりを地方の視点から見直すという、歴史の新たな視座を開きました。
今回の展覧会では、4期に分けて上田正昭先生所蔵の「広開土王碑拓本」を全面展示するほか、雨森芳洲をはじめとした朝鮮通信使資料を公開することで、上田史学の幅広い視野を紹介します。
この機会にぜひご高覧ください。
展覧会概要
期間 | 2017/04/03(月) 〜 2017/07/17(月) |
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会場・開催場所 |
高麗美術館
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時間 | 10:00~17:00(入館は16:30まで) |
休館日 | 水曜日 ※2017年4月より、休館日が変更となりました。 |
料金 | 一般:500円 大高生:400円 中学生以下無料 |
注意事項等 | ※20名以上の団体・および65歳以上の方は2割引 ※障害者手帳をお持ちの方ご本人と付き添いの方1名は無料 |
お問い合わせ |
TEL:075-491-1192075-491-1192
FAX:075-495-3718 |
ホームページ | http://www.koryomuseum.or.jp/ |
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