Exhibitions展覧会

コレクション名品展 朝鮮陶磁の美‐青磁・白磁・粉青沙器

2011/11/12(土) 〜 2012/01/29(日)

高麗美術館 

高麗美術館創設者・鄭詔文氏がこよなく愛した朝鮮陶磁の世界を、高麗青磁と朝鮮白磁、粉青沙器等、逸品70点の展示と共に紹介します。会期中は、ワークショップ「やきもの絵付け体験」や図録「李朝染付」のプレゼント等のイベントも開催!

今回の高麗美術館コレクション名品展では、美術館が所蔵する高麗青磁と朝鮮白磁、そして粉青沙器を一堂に公開するほか、朝鮮時代の木工家具や絵画、装身具など、あわせて約100点を展示いたします。

朝鮮の陶磁は、時代によってさまざまな表情をみせています。例えば高麗時代を代表する青磁は、翡翠色の釉薬が薄く掛かり、雲鶴や牡丹・菊などの緻密な文様が施された象嵌青磁は当代最高の技術を誇っています。
そこから一転、色と形に変化が生まれ、緻密さとは真反対の粗放な力強さを印象づけるのが粉青沙器です。王宮でも粉青沙器が受用されましたが、15世紀頃に完成された美しく高貴な青花の登場で衰退しました。
しかしその個性は白磁へと受け継がれ、朝鮮王朝のおよそ500年にわたり、一貫した特徴を保ちながら発展し続けました。特に17世紀以降の白磁は、あまりに素朴で自然体であるゆえに一時は評価されませんでしたが、まるく大きな「満月壺」など、後期の白磁に対する最近の人気には目を見張るものがあります。

高麗美術館コレクションの生みの親である鄭詔文(1918~1989)は焼物が好きで、これらを眺めては陶工を想い、古里を偲びました。そのなつかしさはきっと、朝鮮陶磁と触れ合う人の心にも届くことでしょう。ぜひ、あなただけのお気に入り作品を見つけにきてください。

展覧会概要

期間 2011/11/12(土) 〜 2012/01/29(日)
会場・開催場所 高麗美術館
時間 10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日 休館日:月曜日、年末年始(12/25~1/6)
料金 大人:500円(400円)
大高生:400円(320円)
中学生以下:無料
注意事項等 ※障害者手帳をお持ちのご本人と付添いの方1名まで無料。 ※65才以上の方は400円(年齢の確認できるものをご提示ください) ※( )内は20名以上の団体料金。なお、事前申込にて展示解説も承っております。
お問い合わせ TEL:075-491-1192075-491-1192
ホームページ http://www.koryomuseum.or.jp/2011/01/2011201111121224201217129.html

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