Exhibitions展覧会
書画と白磁、そして民画の世界 ―朝鮮時代の絵画と陶磁
高麗美術館のコレクションの中から「書聖」とうたわれた金正喜(1786-1856)の「山水図」をはじめ、余白を生かした書画や朝鮮白磁の多様な「白」の世界、そして「民画」の自由奔放で不可思議な世界などを紹介。朝鮮時代の多様な美に出会う展覧会です。
この展覧会では、高麗美術館の創設者・鄭詔文氏(1918-1989)のコレクションの中から、「書画」「白磁」「民画」の名品をご紹介します。
「書画」に関しては、「書聖」とうたわれた朝鮮時代後期の実学者で諸芸家の、秋史・金正喜(1786-1856)の「山水図」をはじめ、朝鮮時代の簡素な筆による「竹図」「鷺図」などの絵画を拠り所に、余白を生かした書画に宿る士大夫の恬淡とした心の境地を読み解きます。
詩と書、画がいったいのたった気韻生動する美が尊ばれた東アジア文化圏において、特に儒教が盛んだった朝鮮せは、その精神に基づく清廉さが伝統家屋の中にも息づいています。また、生活周辺では朝鮮白磁のもつ「白」が微かな光の揺らぎによって素白、乳白、青白、灰白など自在に変化し、さまざまな「白」の世界を現出します。
そして「民画」からは冊架図や文字図、魚遊図など、正当な絵画技法とは無縁で独自な視点から描かれたことで生まれた奔放で不可思議な独特の表現世界をご紹介します。
一見奇妙な取り合わせかも知れませんが、一歩中に踏み込んでみると、そこには複層的な景色が広がります。
豊かなイマジネーションがあふれる朝鮮時代の多様な美の世界をお楽しみください。
「書画」に関しては、「書聖」とうたわれた朝鮮時代後期の実学者で諸芸家の、秋史・金正喜(1786-1856)の「山水図」をはじめ、朝鮮時代の簡素な筆による「竹図」「鷺図」などの絵画を拠り所に、余白を生かした書画に宿る士大夫の恬淡とした心の境地を読み解きます。
詩と書、画がいったいのたった気韻生動する美が尊ばれた東アジア文化圏において、特に儒教が盛んだった朝鮮せは、その精神に基づく清廉さが伝統家屋の中にも息づいています。また、生活周辺では朝鮮白磁のもつ「白」が微かな光の揺らぎによって素白、乳白、青白、灰白など自在に変化し、さまざまな「白」の世界を現出します。
そして「民画」からは冊架図や文字図、魚遊図など、正当な絵画技法とは無縁で独自な視点から描かれたことで生まれた奔放で不可思議な独特の表現世界をご紹介します。
一見奇妙な取り合わせかも知れませんが、一歩中に踏み込んでみると、そこには複層的な景色が広がります。
豊かなイマジネーションがあふれる朝鮮時代の多様な美の世界をお楽しみください。
展覧会概要
期間 | 2013/02/02(土) 〜 2013/03/31(日) |
---|---|
会場・開催場所 |
高麗美術館
|
時間 | 10:00~17:00(入館は16:30まで) |
休館日 | 月曜日(ただし2月11日(月・祝)は開館) |
料金 | 一般:500円 大高生:400円 中学生以下無料 |
注意事項等 | ※20名以上の団体、および65歳以上の方は2割引となります。 ※障害者手帳をお持ちの方と付添者1名は無料です。 |
お問い合わせ |
TEL:075-491-1192075-491-1192
FAX:075-495-3718 |
ホームページ | http://www.koryomuseum.or.jp/ |
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