Exhibitions展覧会
柴川敏之×てんとうむしプロジェクト「2000年後の小学校 | PLANET SCHOOL」
美術作家・柴川俊之と京都芸術センターのボランティアスタッフによる共同アートプロジェクト。「2000年後の小学校」をテーマに、ギャラリーはもちろん館内各所に「2000年後の世界」を思わせる作品を設置。未来の世界から見つめた現代をイメージした、タイムスリップ気分で楽しめる展覧会です。
【画像】
(1)《PLANET ICON(2000年後に発掘された招き猫の化石)》2012年(京都芸術センター)
(2)《PLANET GLASS(2000年後のステンドグラス)》(伊丹市立美術館、2007)
京都芸術センターのボランティアスタッフが中心となって展覧会の企画・運営を行う「てんとうむしプロジェクト」。第4回目となる今回は美術作家の柴川俊之氏を迎え、「2000年後の小学校」をテーマにした展示を行います。
柴川氏は、「41世紀の未来から〈現在〉を見つめる」という視点で制作を続けています。彼の作品は、身の回りにあるごく普通のものを「化石化」することで〈現在〉を象徴するものに変換し、〈現在〉とは何かを問いかけます。
「歴史は過去、現在、そして未来へと続いている。
2000年後の未来を考えるということは、〈現在〉を考えることでもある。
現代社会の諸問題を考える時、2000 年後という未来からの視点で現代社会を眺めてみると問題解決への思わぬ発想やアイデアが生まれるかもしれない」
と柴川氏は語っています。
そして京都芸術センターは、戦前の番組小学校の特徴をそのまま残している元・京都市立明倫小学校を利用した施設です。小学校の歴史や建物の文化財的価値に着目し、自由な芸術活動を行えるよう配慮しつつ、既存の施設をできる限り生かした改修を行い、アート・センターとして運営しています。
このことと柴川氏の作品制作テーマを組み合わせ、今回の展覧会のテーマが設定されました。
開館当初からさまざまな現代美術の作家の作品に出会い、鋭いまなざしを向けてきた京都芸術センターのボランティア・スタッフと柴川氏が、10か月にわたってミーティングを重ね、その結果生ま れた展覧会を通して問いかける〈現在〉。
「2000年後の小学校」となった京都芸術センターに、その答えを探しに来てみませんか。
※展示の詳細については、京都芸術センターの公式サイトをご覧頂くか、施設までお問い合わせください。
イタリアのポンペイ遺跡や広島県福山市の草戸千軒町遺跡に触発され「2000年後から見た現代社会」という壮大なテーマをもとに活躍している。
現代を象徴する身近なものをベースに絵画的技法を用いて「化石」化させた作品を制作し、全国のミュージアムや街の商店街、歴史的建造物など、地域や場所にこだわった展覧会やプロジェクトを精力的に行っている。
また同時に、子どもたちや一般の人々を対象にしたユニークなワークショップを通し、ものの存在や現代の諸問題について見つめ考え直す活動を続けている。
現在は岡山市在住、就実短期大学教授。
【公式ホームページ】http://www.planetstudio41.com
(1)《PLANET ICON(2000年後に発掘された招き猫の化石)》2012年(京都芸術センター)
(2)《PLANET GLASS(2000年後のステンドグラス)》(伊丹市立美術館、2007)
京都芸術センターのボランティアスタッフが中心となって展覧会の企画・運営を行う「てんとうむしプロジェクト」。第4回目となる今回は美術作家の柴川俊之氏を迎え、「2000年後の小学校」をテーマにした展示を行います。
柴川氏は、「41世紀の未来から〈現在〉を見つめる」という視点で制作を続けています。彼の作品は、身の回りにあるごく普通のものを「化石化」することで〈現在〉を象徴するものに変換し、〈現在〉とは何かを問いかけます。
「歴史は過去、現在、そして未来へと続いている。
2000年後の未来を考えるということは、〈現在〉を考えることでもある。
現代社会の諸問題を考える時、2000 年後という未来からの視点で現代社会を眺めてみると問題解決への思わぬ発想やアイデアが生まれるかもしれない」
と柴川氏は語っています。
そして京都芸術センターは、戦前の番組小学校の特徴をそのまま残している元・京都市立明倫小学校を利用した施設です。小学校の歴史や建物の文化財的価値に着目し、自由な芸術活動を行えるよう配慮しつつ、既存の施設をできる限り生かした改修を行い、アート・センターとして運営しています。
このことと柴川氏の作品制作テーマを組み合わせ、今回の展覧会のテーマが設定されました。
開館当初からさまざまな現代美術の作家の作品に出会い、鋭いまなざしを向けてきた京都芸術センターのボランティア・スタッフと柴川氏が、10か月にわたってミーティングを重ね、その結果生ま れた展覧会を通して問いかける〈現在〉。
「2000年後の小学校」となった京都芸術センターに、その答えを探しに来てみませんか。
※展示の詳細については、京都芸術センターの公式サイトをご覧頂くか、施設までお問い合わせください。
柴川敏之(しばかわ・としゆき/招聘アーティスト)プロフィール)
1966年大阪府生まれ。美術作家。イタリアのポンペイ遺跡や広島県福山市の草戸千軒町遺跡に触発され「2000年後から見た現代社会」という壮大なテーマをもとに活躍している。
現代を象徴する身近なものをベースに絵画的技法を用いて「化石」化させた作品を制作し、全国のミュージアムや街の商店街、歴史的建造物など、地域や場所にこだわった展覧会やプロジェクトを精力的に行っている。
また同時に、子どもたちや一般の人々を対象にしたユニークなワークショップを通し、ものの存在や現代の諸問題について見つめ考え直す活動を続けている。
現在は岡山市在住、就実短期大学教授。
【公式ホームページ】http://www.planetstudio41.com
展覧会概要
期間 | 2013/03/05(火) 〜 2013/03/30(土) |
---|---|
会場・開催場所 |
京都芸術センター
|
時間 | 10:00~20:00 |
休館日 | 会期中無休 ※フリースペース会場の「2000年後の発掘現場」は、3/18-23の期間限定公開です |
料金 | 無料 |
お問い合わせ |
TEL:075-213-1000075-213-1000
FAX:075-213-1004 |
info@kac.or.jp | |
ホームページ | http://www.kac.or.jp |
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